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テーマ募集と選定一覧
2017年度プロジェクト科目テーマ
学生×NGOで取り組む!地域~世界の課題に発言・提案しよう!
プロジェクト名 | 学生×NGOで取り組む!地域~世界の課題に発言・提案しよう! |
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科目担当者 | あどぼの学校運営委員会 加藤 良太 |
科目代表者 | 政策学部 新川 達郎 |
学生さんへ | 近年、日本社会でのNGO・NPOの地位・役割はより高まっています。その中で、NGO・NPOの果たす役割も、社会の中で政府・企業の手の届かないニッチ(すき間)な課題を抱える人々を支援するだけでなく、ニッチな立場に放置された人々が生み出されないよう、公共政策を提案する、政府・企業のあり方を問い直す、法律や制度、社会の仕組みを改めるなどの活動に踏み出すNGO・NPOも増えています。このように、市民やNGO・NPOの立場から「発言・提案」して社会を動かす、変えていく活動を「アドボカシー」といいます。 現在、さまさまな分野のNGO・NPOがアドボカシーに取り組み始めるとともに、アドボカシーを担う人材の養成が必要となっています。関西では、そのためのプログラム「あどぼの学校」が2015年秋から開講されています。学生のみなさんにも、今後のキャリアや社会活動への関わりを考える上で、NGO・NPOが重視する人材や能力について知っていただきたいと思います。 加えて、多くのNGO・NPOが、社会課題の解決に向けた学生や若者による社会での発言や提案の必要性を感じています。京都には国際協力、地球環境、地域づくりなど、さまざまな分野のNGO・NPOが集積し、また、地球温暖化防止京都会議(COP3、1997年)、世界水フォーラム(2003年)など、地球規模の課題を話し合う国際会議が多く、そうした機会にアドボカシーに携わる機会を得た京都の学生の中には、現在、地域〜世界でさまざまな社会課題の解決に携わる重要な仕事を担っている人たちも少なくありません。 本講義は、地域〜世界の課題に取り組むNGO・NPOのアドボカシーの実践から学ぶ「あどぼの学校」の学生版です。履修生には自ら取り組む社会課題を選択してもらい、課題に関する調査研究、社会に発信すべき提案内容の立案、発言・提案する相手(政府、企業、社会一般など)の選定、効果的なアクションの企画と実施、成果・効果の検証や報告などを通じて、実際に社会に発言・提案する経験をしてもらいます。関西のアドボカシー経験を持つNGO・NPOメンバーが、講師陣としてプロジェクトに最低限必要な知識や、取り組む社会課題の案を提供しますが、プロジェクト実施においては「仲間」として対等に向き合います。社会に向けて発言・提案することの重み、社会を動かす・変えることへの意欲、仲間と進めるプロジェクトへの責任感を共有していただけるみなさんの履修を期待します。 |
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開講校地 | 今出川校地 |
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開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
履修条件 | 1)NGO・NPOやその活動に関心があること 2)地域や世界のさまざまな課題に関心があり、自分なりに取り組んでみたいという意欲があること |
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履修生が準備(持参)するもの | 特になし |
履修生の費用負担額
| 必要(3,000円以内) 学外授業時の市内交通費@500×6 3,000円 |
授業時間以外の非定期授業の有無 | あり(6回以内) |
学外での授業の有無 | 実施する(6回以内) |
定員内の場合の選考方法 | 登録志望者全員合格とする |
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定員を超えた場合の選考方法 | 登録志願票で選考する |
秋学期の追加募集の有無
| なし |