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テーマ募集と選定一覧
2015年度プロジェクト科目テーマ
災害に強い地域循環型共生コミュニティの実現
プロジェクト名 | 災害に強い地域循環型共生コミュニティの実現 |
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科目担当者 | 株式会社 京のちから 石井 雄一郎 |
科目代表者 | 政策学部 井上 恒男 |
学生さんへ | 「地域のカ」で育て、作り、食べる。いざという時はしばらく避難できる。そんな拠点を持つ地域づくりをデザインします。 未曾有の災害に見舞われ、都市・農村を問わず生活基盤をなす食糧、エネルギー等の地域内での持続的確保に不安が生じています。このような現状に対処するため、本プロジェクトでは「地域のカ」に焦点を当て、地域の「人」「地場産品」「共生」をキーワードに災害に強い地域循環型共生コミュニティのあり方をデザインします。場所は、京都市内の小学校跡地を持つ地域を想定しています。 地域循環型共生コミュニティづくりを進めていくための方策は食糧・エネルギー・ケア一体的に考えていきますが、とりわけ地域の仕事作り・物作りを通じて実現することを目指します。そこで本プロジェクトでは、まず京都の地場特産品について学び、それを活用した「新商品」、例えば「京野菜」や「地卵」、「府内の特産蜂蜜」等を用い新たな「京土産」となりうる洋菓子を市内の菓子工房「ぐらん・ぶるー」と共に開発します。 その場合に大事にしたいのは、「高齢者」「障がい者」「育児中の親」は、仕事作り・物作り・地域作りにおける「地域のカ」でもあることです。そこで本プロジェクトでは、転職や転勤に対応できず地域にもっとも密着する形で生活しているこれら就職困難者の現状を知り、新しい地場新商品の開発は障がい者の仕事作りの一環として位置づけ提案していきます。 さらに、本プロジェクトでは、もっとも地域に密着して生活している「高齢者」「障がい者」「育児中の親」をコミュニティの構成員としてしっかり位置づけていきたいと考えています。記憶に新しい東日本大震災が起った後、避難先で一番生活に困ったのが「社会的弱者」と呼ばれる方々でした。かれらが緊急時にも安心できる地域避難や地域社会のあり方を平常時の地域社会と彼らの関わり方に戻って考え提案します。 このように本プロジェクトは、地域防災と福祉的雇用を総合的に捉え、いざという時に「社会的弱者」と言われる人々が安心して生活できる社会の在り方を考えます。活動を通して、地域に住まう様々な人々の暮らしと多様性を知り、多様性を生かした地域作り・仕事作りを考え地域に住まう全ての人にとって「幸せの見える社会」のあり方を考え、その実現に向けて一歩を踏み出せる契機としていきたいと考えています。 柔軟な発想と行動力を持つ学生の皆さんの参加を歓迎します。 |
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開講校地 | 今出川校地 |
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開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
履修条件 | 特になし |
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履修生が準備(持参)するもの | 特になし |
履修生の費用負担額
| あり(3,840円以内) 交通費 今出川~和知 ×1回 2,460円 今出川烏丸~四条大宮 ×1回 460円 今出川烏丸~今熊野 ×2回 920円 |
授業時間以外の非定期授業の有無 | あり(3回以内) |
保険(340円)加入要否 | 必要あり |
学外での授業の有無 | あり(4回以内) |
定員内の場合の選考方法 | 登録志願票で選考する。 |
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定員を超えた場合の選考方法 | 登録志願票と面接で選考する。 ただし、30名を超えた場合は登録志願票で選考する。 |
秋学期の追加募集の有無
| なし |