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テーマ募集と選定一覧

2015年度プロジェクト科目テーマ

「かく」ことは表現すること 絵手紙と夜間中学

プロジェクト名「かく」ことは表現すること 絵手紙と夜間中学
科目担当者次田 哲治
科目代表者文学部 工藤 和男

学生さんへスマホやパソコンなどを使いこなしている学生の皆さんは、ほとんど「かく」(書く、描く)こととは無縁の生活を送っているのではないでしょうか。このプロジェクトでは小池邦夫さんが創案した「絵手紙」(はがきなどに絵と文字を使って自分の思いを表現する創作活動)に触れ、筆や岩彩(日本画用の絵の具)を使って実際にかいてみることから始まります。「ヘタでいい、ヘタがいい」という言葉で表されるように絵手紙はうまくかく技術より、自分が表現することの方を大切にします。絵手紙の精神を創始者の小池邦夫さんの言葉や絵手紙で数々の表現活動をしている方たちから学びます。また、大学の正課の講座に絵手紙を取り入れている群馬県の上武大学の学生たちとも絵手紙を通しての交流が出来ればと考えています。
さらに現在、全国に31校しかない夜間中学を実際に訪問し、学齢期に文字を奪われた人たちが読み書きを取り戻そうとしている姿に学びます。一文字一文字の文字や言葉を刻むように書き綴っている夜間中学生の皆さんと交流し、自分たちが当たり前のように考えていた「書く」という行為、ひいては「学ぶ」という行為までを問い直すプロジェクト科目になればと思っています。

開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結

履修条件夜間中学や絵手紙に興味を持っている人。特に教員志望の学生にはよい体験となると思います。
履修生が準備(持参)するもの教材として「初めての絵手紙セット」(1,500円、各自購入)
履修生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり(15,000円以内)
初めての絵手紙セット 1,500円 
春日夜間中学への交通費(3往復分) 5,000円 
合宿費 8,500円
授業時間以外の非定期授業の有無あり(5回以内)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(3回以内)

定員内の場合の選考方法登録志望者全員合格とする。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。
ただし、20名を超えた場合は登録志願票で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし