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テーマ募集と選定一覧
2014年度プロジェクト科目テーマ一覧
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- 校地別に掲載しています。
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- 「テーマ」欄のリンクをクリックすると、各プロジェクトの詳細(学生へのアピール、受講条件等、先行登録に関する情報)を見ることができます。
京田辺校地開講科目
テーマ | 開講 期間 | 科目担当者 (団体名・企業名、氏名) | 科目代表者 (所属・氏名) |
---|---|---|---|
LOHASタウン実現プロジェクト | 春・秋 連結 | 株式会社 東洋設計事務所 齋藤 篤史 | 【理工学部】 千田 二郎 |
子供が歓びながら遊び学べる知育玩具の企画立案 | 春・秋 連結 | 株式会社 タカラトミー 渡辺 公貴 | 【生命医科学部】 田中 和人 |
地域応援プロジェクト ~同志社から、スポーツの力で恩返し~ | 春・秋 連結 | 高橋 仁美 | 【スポーツ健康科学部】 竹田 正樹 |
フォーミュラ プロジェクト 2014 | 春・秋 連結 | 髙橋 康志 | 【理工学部】 藤井 透 |
空き店舗を活用した地域活性化 -風が起こすムーブメント- | 春・秋 連結 | 京田辺市役所 林 敢太 | 【理工学部】 下原 勝憲 |
今出川校地開講科目
テーマ | 開講 期間 | 科目担当者 (団体名・企業名、氏名) | 科目代表者 (所属・氏名) |
---|---|---|---|
観光土産の創造 | 春 | 株式会社 おたべ 酒井 宏彰 | 【商学部】 大原 悟務 |
タイの一村一品運動商品の日本市場でのマーケティング企画 | 春 | タイ国貿易センター SUPHAT SAQUANDEEKUL | 【政策学部】 川浦 昭彦 |
長刀鉾 -祭りを支える人々- | 春 | 【心理学部】 鈴木 直人 | 【心理学部】 鈴木 直人 |
同大生“GLOCAL”プロジェクト ~国際協力と地域社会貢献 | 秋 | 公益社団法人 青年海外協力協会 河合 憲太 | 【政策学部】 岡田 彩 |
絵本百花~最愛の1冊に出会うプロジェクト~ | 春・秋 連結 | 上野 康治 | 【理工学部】 金田 重郎 |
「音楽は心の薬」‐高齢者に音楽環境を整える・ラジオを活用して | 春・秋 連結 | 大江 宮子 | 【社会学部】 金子 邦秀 |
京都伏見大学プロジェクト~「学び」で観光の質向上を~ | 春・秋 連結 | 株式会社 ワークアカデミー 川上 雄一郎 | 【経済学部】 奥田 以在 |
京都発のキリスト教祭服を世界に発信する | 春・秋 連結 | 株式会社 千總 礒本 延 | 【文学部】 清瀬 みさを |
社会と結びつくアート〜アートで社会貢献するプロジェクトづくり〜 | 春・秋 連結 | NPO法人 子どもとアーティストの出会い 井手上 春香 | 【社会学部】 森口 弘美 |
京都の伝統織物をつなぐ~織物文化ビジネスプロジェクト~ | 春・秋 連結 | 一般財団法人 日本伝統織物研究所 龍村 周 | 【理工学部】 大久保 雅史 |
「かく」ことは表現すること 絵手紙と夜間中学 | 春・秋 連結 | 次田 哲治 | 【文学部】 工藤 和男 |
かみぎゅうくんをプロデュース -ゆるキャラ活用で地域活性化- | 春・秋 連結 | 京都市上京区役所 藤中 良二 | 【政策学部】 今川 晃 |
京の河川草地に学ぶ生物多様性~魅力ある環境保全プログラム作り | 春・秋 連結 | 畠 佐代子 | 【文学部】 佐野 静代 |
町と繋がる福祉事業所をめざして-障がい者支援イベントを考える | 春・秋 連結 | 特定非営利活動法人 すばる 岩田 明子 | 【政策学部】 井上 恒男 |
飲酒文化概論~日本酒(清酒)を中心に~ | 春・秋 連結 | 日本酒BARあさくら 朝倉 康仁 | 【政策学部】 今里 滋 |
2014年度プロジェクト科目選定結果について
全学共通教養教育センター
趣旨と目的
同志社大学プロジェクト科目は全学共通の教養教育科目として2006年度より設置され、今年度で9年目を迎えました。本科目の趣旨と目的は「従来の教室での講義中心の授業形態と異なった実践型・参加型の学習機会を重視したプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)を基本とする」新たな科目群を開設し、地域社会や企業の方々を講師として招き、地域社会と企業が持つ「教育力」を大学の正規の教育課程の中に導入することによって、学生に生きた智恵や技術を学ばせるとともに、「現場に学ぶ」視点を育み、学生が具体的・実践的プロジェクトに即して問題の「所在」と「解決」を考え抜く力を陶冶することにあります。本年度も、この設置趣旨と目的に基づき、プロジェクト・テーマの内容提案と担当者を広く学内外に公募しました。
応募実態
2014年度プロジェクト科目公募については、8月3日(土)に今出川校地において、2014年度プロジェクト科目公募説明会を開催し、本科目の趣旨、目的、応募手続き、授業実施要領などを説明しました。8月19日(月)より公募を開始した結果、締切日までに43件の応募を賜りました。応募者の内訳は、民間企業9件、自治体2件、NPO6件、その他(社団法人、学校法人、外国政府機関、任意団体等)7件、個人18件、学内1件です。
応募テーマの内容については、
2014年度提案テーマは昨年同様「京都」や「地域」を冠するテーマが目立つともに、「京田辺市」「上京区」「けいはんな」「伏見」「吉野」「北丹後」「秋田県」など京都と関係のある各地域の伝統工芸や観光資源、伝統文化などを重視し、地域連携のもとに地域の活性化を実践するテーマが多くみられました。また、「LOHAS」「知育玩具」「防災」「京都ブランド」「日本酒文化」「伝統医学」「マーケティング」「絵本」「ラジオ」などの様々なキーワードとともに、テーマの対象や協力者も「子ども」「卒業生」「高齢者」「障がい者」「ホームレス」「在留外国人」など多岐にわたるのも今年の傾向です。
いずれも本科目の趣旨を反映したテーマであったといえます。本年度も現代社会が抱える様々な問題や課題が反映され、精査されたテーマをご提案いただき、学生の学びのニーズに合致しているものと歓迎する一方、本学学生のプロジェクト科目への期待の大きさに応えるべく、大学としての責務を全うしていく所存であります。
応募テーマの内容については、
- 地域コミュニティーとの連携や観光資源開発による地域活性化に関するもの
- 京都の地場産業、伝統工芸、宗教、祭、酒造り文化など、伝統文化に関するもの
- 美術、音楽、スポーツなどの芸術・スポーツを通して社会貢献をめざすもの
- 自然環境、夜間中学、高齢者、障がい者との協同企画など、社会的課題に取組むもの
- エコロジー、健康など生活環境問題に関するもの
- ものづくり、商品開発などに関するもの
- 在留外国人支援、商品を通して異文化理解に取組むもの
2014年度提案テーマは昨年同様「京都」や「地域」を冠するテーマが目立つともに、「京田辺市」「上京区」「けいはんな」「伏見」「吉野」「北丹後」「秋田県」など京都と関係のある各地域の伝統工芸や観光資源、伝統文化などを重視し、地域連携のもとに地域の活性化を実践するテーマが多くみられました。また、「LOHAS」「知育玩具」「防災」「京都ブランド」「日本酒文化」「伝統医学」「マーケティング」「絵本」「ラジオ」などの様々なキーワードとともに、テーマの対象や協力者も「子ども」「卒業生」「高齢者」「障がい者」「ホームレス」「在留外国人」など多岐にわたるのも今年の傾向です。
いずれも本科目の趣旨を反映したテーマであったといえます。本年度も現代社会が抱える様々な問題や課題が反映され、精査されたテーマをご提案いただき、学生の学びのニーズに合致しているものと歓迎する一方、本学学生のプロジェクト科目への期待の大きさに応えるべく、大学としての責務を全うしていく所存であります。
採否の選定
公募締め切り後、学内の専任教員から「科目代表者」を募り、応募段階から代表者が決まっていたテーマも含め、29人の代表候補者を得ることができました。プロジェクト科目検討部会委員による予備審査の後、教育支援機構委員、全学共通教養教育センター委員、教務主任連絡会議委員等、全学から選出された31名の委員によって提出書類に関する本審査(四段階ポイント制)をおこない、さらに、その得点集計を基に、プロジェクト科目検討部会で応募者を対象に面接をおこない、授業計画等を確認しました。
以上の審査結果をうけて、2014年度プロジェクト科目として20件を採択することを決定しました。採択された科目の内訳は、開講校地別では京田辺校地5件、今出川校地15件、講期間別では、春学期開講科目3件、秋学期開講科目1件、春学期・秋学期連結が16件です。
以上の審査結果をうけて、2014年度プロジェクト科目として20件を採択することを決定しました。採択された科目の内訳は、開講校地別では京田辺校地5件、今出川校地15件、講期間別では、春学期開講科目3件、秋学期開講科目1件、春学期・秋学期連結が16件です。
今後のスケジュール
プロジェクト科目では、5名以上の受講登録者の確保の条件が満たされれば、正式開講となります。学生には、採択テーマの一覧表を掲示し、授業実施内容が固まり次第、科目説明会・登録者選考手続などについて掲示板、ホームページで周知する予定です。また、12月14日(土)には、採択された科目の担当者、代表者の方を対象とした、科目開設にあたっての説明会を開催します。
総評
プロジェクト科目の大きな特徴であるテーマの公募制は、学生の自発的な学びを誘発する仕組みとして高い評価をいただいています。社会の教育力を大胆に大学教育に導入しようとする試みとして注目されて参りました。本年度もPBLの特色を活かした教育に賛同し、多くのテーマをお寄せいただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。
昨年度に引き続き、本年度も新聞広告による広報活動を行うとともに、事前に公募説明会を開催して、公募の趣旨について説明をさせていただきました。その目的は、プロジェクト科目がプロジェクトの遂行を通して学生の自主的な学びを誘発する体験型の社会連携教育であり、従来の講義科目とは異なっていることを伝えることにあります。学生個人のスキルアップを目指すワークショップや社会で活躍している講師を招いて展開するリレー講義とは区別されるものであることを周知するという意味合いもあります。新聞広告や説明会、そして、WEBを通しての説明によって、大半の応募は、プロジェクト遂行型の授業計画に基づいたテーマ設定になっており、本科目で実施しているPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)型教育についてのご理解をいただくことができたように思います。
ただし、本年度は応募テーマ数が減少しており、なおいっそう多くの皆様にご応募頂けるように努力していく必要を痛感しています。とはいうものの、応募されたテーマについては、PBLの特性についてじゅうぶん理解されたものであり、とりわけ、本年度は、多様なテーマとジャンルの応募があり、学生の知的好奇心をかきたてる多様な科目が採択されることになりました。プロジェクト科目にとって、社会と連携したリアリティーのある鮮度のよい教材が何より必要であり、その点では、充実した科目提供ができることを頼もしく思っています。ただ、懸念されるのは、京田辺キャンパスの応募テーマ数が減少している点であり、今後、立地条件を活かした学研都市や地域との連携を目指す多様な応募テーマを期待しています。
同志社大学プロジェクト科目は、社会の教育力を大学へ導入していく仕組みとしてテーマ公募制を導入してきました。学生の関心や意欲をかき立てる大きな役割を果たしていることを確信しています。それゆえプロジェクト科目にとっては、魅力的な公募テーマが不可欠です。我々は、学生たちのためにより良質な教育力を備えた担当者と愛着をもって取り組むことができるテーマを強く求めています。そのために書類審査をベースとして、面接を実施させていただいています。こうした審査体制の整備も、そうした期待と希望から来るものとお含みおき下さい。毎年、制度やシステムを自己点検し、学生の自律的な学びを支援する体制を強化するように努めておりますが、なおいっそう公募方法や授業運営も含めた制度の充実、学習・教育環境の改善に努めて参ります。今後ともご協力、ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
昨年度に引き続き、本年度も新聞広告による広報活動を行うとともに、事前に公募説明会を開催して、公募の趣旨について説明をさせていただきました。その目的は、プロジェクト科目がプロジェクトの遂行を通して学生の自主的な学びを誘発する体験型の社会連携教育であり、従来の講義科目とは異なっていることを伝えることにあります。学生個人のスキルアップを目指すワークショップや社会で活躍している講師を招いて展開するリレー講義とは区別されるものであることを周知するという意味合いもあります。新聞広告や説明会、そして、WEBを通しての説明によって、大半の応募は、プロジェクト遂行型の授業計画に基づいたテーマ設定になっており、本科目で実施しているPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)型教育についてのご理解をいただくことができたように思います。
ただし、本年度は応募テーマ数が減少しており、なおいっそう多くの皆様にご応募頂けるように努力していく必要を痛感しています。とはいうものの、応募されたテーマについては、PBLの特性についてじゅうぶん理解されたものであり、とりわけ、本年度は、多様なテーマとジャンルの応募があり、学生の知的好奇心をかきたてる多様な科目が採択されることになりました。プロジェクト科目にとって、社会と連携したリアリティーのある鮮度のよい教材が何より必要であり、その点では、充実した科目提供ができることを頼もしく思っています。ただ、懸念されるのは、京田辺キャンパスの応募テーマ数が減少している点であり、今後、立地条件を活かした学研都市や地域との連携を目指す多様な応募テーマを期待しています。
同志社大学プロジェクト科目は、社会の教育力を大学へ導入していく仕組みとしてテーマ公募制を導入してきました。学生の関心や意欲をかき立てる大きな役割を果たしていることを確信しています。それゆえプロジェクト科目にとっては、魅力的な公募テーマが不可欠です。我々は、学生たちのためにより良質な教育力を備えた担当者と愛着をもって取り組むことができるテーマを強く求めています。そのために書類審査をベースとして、面接を実施させていただいています。こうした審査体制の整備も、そうした期待と希望から来るものとお含みおき下さい。毎年、制度やシステムを自己点検し、学生の自律的な学びを支援する体制を強化するように努めておりますが、なおいっそう公募方法や授業運営も含めた制度の充実、学習・教育環境の改善に努めて参ります。今後ともご協力、ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
プロジェクト科目検討部会 部会長 山田 和人