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2014年度プロジェクト科目テーマ

町と繋がる福祉事業所をめざして-障がい者支援イベントを考える

プロジェクト名町と繋がる福祉事業所をめざして-障がい者支援イベントを考える
科目担当者特定非営利活動法人 すばる 
岩田 明子
科目代表者政策学部 井上 恒男

学生さんへ2011年、島本町に精神障がい者を主な対象に就労・生活支援の拠点として、すばる事業所が開所しました。
そして、現在約10名前後の方が事業所に通われています。一人一人の事情や目標はさまざまですが、何か自分にできることがあれば、という思いで、ケーキを作る仕事や、車を洗う仕事などをしています。そういった一人一人の思いが町につながり、皆の誇りや自信となるように、すばるでは地域の行事に積極的に参加しています。また、バザーのために寄付して頂いた品物をもとに「子供服・おもちゃ交換会」などのイベントを開催するなど、地域住民と共助の関係になることを目指しています。事業所の利用者に提供する仕事も、内職など地域から見えにくい仕事をするのではなく、ポスティングや洗車といった仕事をしたり、フリーマーケットを開催したり、町へ、住民へとつながっていくように心がけてきました。
そんな活動も3年目を迎え、少しずつではありますが、地域の方々に「すばるさん」と声を掛けられる機会が増えてきました。しかし、その一方で、「精神障がい者が町に暮らしているのか」と驚かれる方がいるなど、知識がない住民もまだまだたくさんいます。また、福祉関係の他機関から、あるいは家族などの関係者がすばるの商品を購入して頂いたり、仕事をいただけでも、関わりの少ない住民から目を留めていただくことは少ないです。
どうしてでしょう?
単に宣伝不足なのかもしれません。あるいは活動や商品に魅力がないのかもしれません。それとも障がい者の支援という言葉がすばるのイメージを堅苦しくしているのかもしれません。
すばるは「町と繋がる福祉事業所」をめざしたイベントを学生さんとともに考え、またそのイベントで販売あるいは発表できるような、魅力的な商品を作ることができればと考えます。
そのためには、病気や障がいのこと、障がい者福祉のことを勉強したり、地域の情報を集める必要があります。また、たとえば障がい者の仕事が町おこしにつながっていたりするような他の町の成功事例を知ることも大切です。そして学生さんの柔らかい発想と私たちの経験とがうまく組み合わさり、考え出されたアクションを通して、地域活性化の一助になるとともに、利用者さんが「私はこの町で一人ではない」「町のために役立っている」と感じ、誇らしさに顔を輝かせる瞬間をともに見届けれたらと考えます。

開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結

受講条件特になし
学生が準備(持参)するもの特になし
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり 
水無瀬~今出川間往復 9日 9,180円
交通費 高槻~今出川間往復 1,260円
授業時間以外の非定期授業の有無あり(4回以内)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(10回以内)

定員内の場合の選考方法登録志願票で選考する。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし