- プロジェクト科目ホーム
- テーマ募集と選定一覧
- 京都発のキリスト教祭服を世界に発信する
テーマ募集と選定一覧
2014年度プロジェクト科目テーマ
京都発のキリスト教祭服を世界に発信する
プロジェクト名 | 京都発のキリスト教祭服を世界に発信する |
---|---|
科目担当者 | 株式会社 千總 礒本 延 |
科目代表者 | 文学部 清瀬 みさを |
学生さんへ | このプロジェクトは、友禅染によるキリスト教の祭服を企画・製作することで、京都の伝統文化を世界に発信することを目指します。受講生の皆さんには、友禅染の技法や祭服の歴史・作法、キリスト教の図像・彩色等を学んで頂いたうえで、キリスト教会、社寺へフィールドワークをしていただき、どのような祭服を作り、どのように世界に発信していくのか、ディスカッションを通して積極的にデザインの立案、マーケティング、プ口デュースにグループワークで取り組み、実際の祭服を製作・展示していただきます。 なぜ、キリスト教の祭服なのか。「千總」は宮家・門跡家の衣装を専門とする法衣装束業をルーツに、京都で450余年、友禅染の老舗として商いを続けてきました。創業以来、現代に至るまで、時代や文化を反映するような文様や色目を自在に染め、衣をかたどり芸術品にまで高めてきた伝統があります。その伝統の蓄積である図案や文様、衣裳の膨大な資料をもとに和装だけではなく、洋装からサーフボードの意匠に至るまでグローバルな時代への可能性の探究を続けています。そのような法衣装束から出発し、「ハレの衣裳」を専門としてきた千總にとって、日本に根付いて久しく、京都にも諸派の教会があるキリスト教との接点を見いだすことが課題として意識されてきました。また国内のキリスト教会においては、和風の聖堂建築や祭壇画への試みが一部に見られますが、祭服、掛布、祭具のほぼ全てが海外からのカタログやネット販売品という現状があります。また、国産のキリスト教祭服は、仏具法衣専門店のような性格をもつ、数少ないキリスト教用品専門店に限られています。一方で、現代日本ではチャペルでの結婚式が趨勢を占め、ウェディングドレスにはキリスト教会と直接関係のないデザイナーやメーカーが花嫁に受ける意匠を競っているにもかかわらず、司式者の祭服がいかにも画一的です。 そこで、学生の皆さんの若い発想力と柔軟な創造力によって、これまでにないキリスト教祭服や説教台掛、聖書台掛をつくれるのではないかと期待しています。このプロジェクトは、京都でこそ、また同志社大学の皆さんとのコラボレーションでこそ可能になり、また試みる価値があります。日本初、そして京都発の友禅染のキリスト教祭服を一緒に世界にむけて発信してみませんか。 |
---|
開講校地 | 今出川校地 |
---|---|
開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
受講条件 |
|
---|---|
学生が準備(持参)するもの | 筆記用具、デジタルカメラ等の記録媒体 |
学生の費用負担額
| あり(10,000円以内) 交通費 地下鉄「今出川」~「烏丸御池」 往復420円 |
授業時間以外の非定期授業の有無 | あり(5回以内) |
保険(340円)加入要否 | 必要あり |
学外での授業の有無 | あり(22回以内) |
定員内の場合の選考方法 | 登録志願票と面接で選考する。 |
---|---|
定員を超えた場合の選考方法 | 登録志願票と面接で選考する。 ただし、25名を超えた場合は登録志願票で選考する。 |
秋学期の追加募集の有無
| なし |