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2014年度プロジェクト科目テーマ一覧

観光土産の創造

プロジェクト名観光土産の創造
科目担当者株式会社 おたべ
酒井 宏彰
科目代表者商学部 大原 悟務

学生さんへ本講義は、人に喜びを与える「お菓子」をテーマに「京都ブランド」を根幹とした新しい「土産菓子ブランド」のマーケティング戦略の構築を図る事を通じて、みなさんの「考える力と行動力」を養成し、実社会で活躍できる人材の育成を目的とします。
京都は歴史的に菓子作りの原点といえる都市であり、いまだに数多くの菓子店が軒を並べています。また、「観光都市 京都」として、これまでに「おたべ」に代表されるような数々のお土産菓子も送り出されてきました。
しかし、その京都の菓子市場も、消費者の嗜好やニーズの変化に伴い、近年以下のように変化しつつあります。

「和菓子」「洋菓子」のボーダレス化
和菓子のパッケージに洋菓子のテイストを入れたり、洋菓子の原料に和菓子の素材を取り入れるなどの変化
「土産菓子」と「ギフト菓子」のボーダレス化
「おたべ」や「赤福」といった観光土産菓子は長い年月をかけて地域ブランドとして確立されてきましたが、ここ近年、百貨店などで販売されている「ギフト菓子」ブランドが、観光土産としても消費されるようになってきました。
京都ブランドに狙いをつけた他府県業者の市場参入
京都で新しい菓子ブランドを創造することにより、他地域において「京都ブランド」を活用していこうという狙いがあると考えられます。

当プロジェクトでは、このように従来のマーケットが大きく変化しつつある京都の菓子市場において、菓子業界におけるマーケティング事例を学び、消費者ニーズの分析やコンセプトワークによる「新しい観光土産」の企画、さらに、企画商品の市場導入といったプラニングを行っていきます。リアルなマーケティング活動に接し、グループで商品創造を進めることにより、参加者各人の考える力とプレゼンテーション能力の向上を図ることを目標とします。

(プロジェクトの進め方)
土産菓子業界の現状を把握するため、商品実物の考察、販売店等の視察、現地でのアンケート調査等を行います。
マーケティングの基本的な考え方とその実践への応用についても学びます。理論と実践への理解を深めつつ、みなさんの考える力、行動する力をフルに活かしてプロジェクトを推進してもらいます。

※第一回の授業でクラス全体で共有できる課題を設定します。これをふまえて各チームで調査や商品企画等を進めていきます。

開講校地今出川校地
開講期間春学期

受講条件学外での授業や各チームで実施する現地調査も含め、すべての回に出席できることが受講の条件となります。遅刻した場合、理由によっては欠席扱いとし、大幅に減点することもあります。
学生が準備(持参)するもの 
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり 
交通費 今出川~十条 片道250円(春学期2回往復)1,000円
授業時間以外の非定期授業の有無なし
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(2回以内)

定員内の場合の選考方法登録志望者全員合格とする。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし