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テーマ募集と選定一覧

2014年度プロジェクト科目テーマ

空き店舗を活用した地域活性化 -風が起こすムーブメント-

プロジェクト名空き店舗を活用した地域活性化 -風が起こすムーブメント-
科目担当者京田辺市役所
林 敢太
科目代表者理工学部 下原 勝憲

学生さんへ京田辺市は人口が増え、学生を中心とする若い世代も多く活気のあるまちである。しかし、日本全体の問題である高齢化、人口減少は京田辺市の将来を展望した問題として検討を進める必要がある。京田辺市の中でも地域により抱える問題は様々であるが、新田辺駅周辺では商店街の空洞化、近辺の住宅の高齢化などの問題がある。学生がここを起点に京田辺市を知り、地域の問題点や特徴、可能性などを調査・検証することにより地域活性化の施策を練り実行する。その過程で行政関係者や地域で活動する人たちと議論したり、協働することにより人生の先輩から経験を通した学びが期待できる。また、イベントなどを実行することにより問題に遭遇しそれを解決する能力が養われる。今回のプロジェクト科目で主なフィールドとして予定している新田辺東商店街は昭和40年代に形成され京田辺市の中心の商店街として活況を呈してきた。しかし、新田辺駅の西で区画整理が行われ大規模なスーパーが開店するとその周辺に新しい店も増え客足が西側に移った。駅東の商店街は空き店舗がだんだん増え集客が厳しくなってきている。しかし、その中でも個性的な店もあり、商店街も子供向けのイベントや「いすー1グランプリ」も行われるなど活性化に取り組んでいる。また、市でもリサイクルを主眼としたアンテナショップを住民参加のもと開店している。そこへ学生がかかわり、既存イベントの活性化を通じてイベント実行の手順、問題、ポイントなどを学び、自らがイベントを企画・実行することによりさらに上の段階での問題解決に取り組む。また、商店街の顧客は高齢者が多く、この商店街の周辺も昭和40年代にできた住宅地が多くあり高齢者の買い物対策、高齢者と商店街のかかわりも課題として考えていくことになる。学生が起こす風の力で地域の人々の土の力を喚起し楽しい商店街にしてもらいたい。具体的には、最初に地域を知り課題やニーズの把握をする。そしてイベントのスタッフとして参加し企画・運営のノウハウを学習する。次に自らイベントを仕掛けて課題解決へチャレンジするという3段階で授業を進める。

開講校地京田辺校地
開講期間春学期・秋学期連結

受講条件なし
学生が準備(持参)するものなし
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり 
交通費 興戸~新田辺往復(20回分) 5,600円
授業時間以外の非定期授業の有無あり(10回以内)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(20回以内)

定員内の場合の選考方法登録志願者全員合格とする。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし