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テーマ募集と選定一覧
2013年度プロジェクト科目テーマ
世界遺産をデザイン!~花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト
プロジェクト名 | 世界遺産をデザイン!~花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト |
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科目担当者 | NPO法人 フラワー・サイコロジー協会 浜崎 英子 |
科目代表者 | 心理学部 神山 貴弥 |
学生さんへ | 古来、吉野山は桜の名勝地として知られています。約1300年前に修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が大峯山で一千日の難行苦行の果てに、憤怒の形相もいかめしい蔵王権現を感得し、この尊像こそ獨世の民衆を救うものだとして、たまたま傍らにあった桜の木に刻み、これを吉野山にまつりました。その後、役行者の神秘的な伝承と、修験道が盛行するにつれて、蔵王権現を本尊としてまつる吉野山・金峯山寺への参拝もさかんになり、桜は「御神木」としてあがめられ、「献木」というかたちで植え続けられてきました。 しかし、現在は、2008年にその桜が数年後に絶滅の危機になるという発表があり、観光に訪れる方を増やし桜の保全のための財源の確保と、吉野山の現状を広く社会に発信し、問題解決の糸口をみつけていかなければならない状況に変化しています。 そこで、本プロジェクトの具体的な目標は、世界遺産の吉野山の観光支援につながるデザインプロジェクト考案とその実践です。桜開花時期に世界中から注目され、多くの観光客が集まる吉野山地区ですが、桜開花時期以外の観光客数は少なく、町全体の財政は桜開花時期に頼る現状です。吉野山には、桜だけではなく、春夏秋冬の自然の素晴らしさ、歴史、文学、食べ物等、まだ広く知られていない魅力も豊富にあります。2012年度クラスでは、自身の目、耳、体で感じたことから問題を発見し、それを洞察し、新しい取り組みを考え、社会に発信することに取り組みました。この成果をいかしつつ、2013年度クラスでは、吉野山により多くの人々が訪れるという行動に結びつくプロジェクトになるよう期待しています。その過程では、紆余曲折、問題、疑問、失敗に突き当たることもありますが、困難をステップにして、自分の成長、発展につなげる方法を多様な社会の人とつながり合う中で習得し、今後の生きる力に結びつけていってください。 本プロジェクト進行には、吉野山の現状、要望、考えをしっかり調査、理解することは必須と考えます。そのため、財団法人吉野山保勝会、吉野山観光協会様のご協力のもと、吉野山への最低3回の訪問(吉野山での合宿含む)を実施します。 本テーマに積極的に関心を持ち、行動力、社会的責任感を持ち、参加出来る学生さんを募集します。 世界遺産吉野山の伝統ある歴史に皆さんの活動も新しく加わるように一緒に活動しましょう。 |
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開講校地 | 今出川校地 |
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開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
受講条件 | 吉野山に訪問可能な人 |
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学生が準備(持参)するもの | |
学生の費用負担額
| あり 吉野山合宿費用 20,000円 |
授業時間以外の非定期授業の有無 | あり(5回以内) |
保険(340円)加入要否 | 必要あり |
学外での授業の有無 | あり(5回以内) |
定員内の場合の選考方法 | 登録志願票と面接で選考する。 |
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定員を超えた場合の選考方法 | 登録志願票と面接で選考する。 ただし、30名を超えた場合は登録志願票で選考する。 |
秋学期の追加募集の有無
| なし |