1. プロジェクト科目ホーム
  2. テーマ募集と選定一覧
  3. 選定結果 2009年度
  4. 夜間中学を社会に向けて発信しよう!夜間中学を知っていますか?

テーマ募集と選定一覧

2009年度プロジェクト科目テーマ

夜間中学を社会に向けて発信しよう!夜間中学を知っていますか?

プロジェクト名夜間中学を社会に向けて発信しよう!夜間中学を知っていますか?
科目担当者次田 哲治
科目代表者社会学部 浅野 健一

学生さんへ現在日本には35の公立夜間中学と20余りの自主夜間中学が存在し、3000人以上の夜間中学生が学んでいる。その多くは戦争や差別、貧困により学齢期に義務教育を受けられなかった人たちだが、近年は中国残留孤児などの引き揚げ者、東南アジアや中南米からの就労者や国際結婚による新渡日者、そして障がい者にとっても大変重要な教育の場となっている。
しかし公立夜間中学は東京、大阪を始めとして8都府県にしか設置されず、その存在はあまり知られていない。夜間中学の存在や意義を知らせる取り組み、そして全国各地に増設していく必要性を訴える広報活動は、1993年の映画「学校」を始めとして様々な媒体を通して試みられてきたが、決して十分とは言えない。識字率100%と喧伝される日本に百万人を超える義務教育未終了者がいることなどは信じ難い事実である。
まずこのプロジェクト科目を選択された大学生に私の勤務する春日夜間中学(奈良市立春日中学校夜間学級)を訪れ、夜間中学生との交流を通じてその実態を知ってほしいと思う。また、大阪、奈良、兵庫、京都の近畿の4府県で全国の約半数に上る公立夜間中学が存在する。近畿圏の他の公立夜間中学や無償のボランティアで運営されている自主夜間中学にも出来れば足を運んでもらおうと思っている。それが大学生たちの心にどのように映るのか。その思いを話し合うことからプロジェクトは始まる。それから夜間中学の様々な行事に参加したり、今までに作られた映画や著作、新聞の記事などを参考にして学生たちの思いを学生たちの発想で発信していく。そのための取材。その成果をビデオ、スライド、写真展など、今までの試みを超える新しい発想と媒体を使って発信していく。
受講生の力で夜間中学の存在を世に知らしめることが出来れば、今後の夜間中学運動にとっても大きな励みとなるだろう。そして何よりも学生たちには、夜間中学を知り、夜間中学生たちに出会い、夜間中学を理解して発信することが現在の教育問題を考え、自分たちの進路を考える何よりの手だてとなるだろう。とりわけ教職を志す大学生のみなさんにぜひ選択してほしい科目である。

開講校地京田辺校地
開講期間春学期・秋学期連結

受講条件学齢期に義務教育を受けられなかった方々や日本語の読み書きに不自由している人たちが学ぶ夜間中学に興味を持って関わってみようと思う人。
学生が準備(持参)するものとりあえず、普通の講義に必要な筆記用具など
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり(20,000円以内)
春日夜間中学への交通費(10回分) 6,400円
全夜中研大会(神戸市)への交通費(2日間) 6,000円
その他 行事参加の交通費 5,000円
授業時間以外の非定期授業の有無あり(15回以内)
日程は相談の上、決定します。
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(15回以内)
日程は相談の上、決定します。

定員内の場合の選考方法登録志望者全員合格とする。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。ただし、20名を超えた場合は登録志願票で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし