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2008年度プロジェクト科目テーマ

私の「着てみたい・きもの」をプロデュースしてみよう

プロジェクト名私の「着てみたい・きもの」をプロデュースしてみよう
科目担当者丸池藤井 株式会社
三甲野 春二
科目代表者 商学部 中村 宏治

学生さんへ「きもの」と言えば誰でも知っているし、ほとんどの人が着てみたいと憧れを語る。
しかし、「きものを着る」となると今の人たちは戸惑いを覚え、いつ、どこで、何を着ればよいか分からない。
自分で買うことも難しい。

このプロジェクトは、学生の皆さんが「私の着てみたい・きもの」「自分たちが作るならこんなきもの」という思いをテーマに、新しいきものプロデュースへの挑戦を行います。そして最終的には、数点のきもの制作まで行いましょう。

現在「和」のトレンドが起こっていますが、きものマーケットは縮小傾向にあります。なぜこのような現象が起こるのか、問題はどこにあるのか、どうすればきもの市場を元気に楽しくすることができるのか。京都のものづくりの現場とライフスタイルの変化を分析して、本当に着てみたい人の立場から新しいきものの提案を行いましょう。

プロジェクトの流れは大きく分けて下記のように進められます。

  1. 目標:マーケットに出したいきものの提案。プレゼンテーションマップを作成し、実際に数点のきものを制作します。
  2. きものの基礎知識の学習:きものの歴史や種類、工房見学、着装体験。
  3. 問題提起:和のトレンドなのになぜマーケットは縮小するのか、リサーチと分析で問題点を掘り起こす。
  4. 仮説:私たちがプロデュースしたきものなら市場は受け容れるはず、自分が着る立場から商品提案を考える。
  5. 実践:私たちのきもの提案マップ作成、大型プリンターでサンプル作成、最終的にサンプルの中から新しい着てみたい柄を数点選び、シルクの生地に染めてきものを制作します。

きものを通して、京都の伝統や技術、問題発見と解決、多くの人とのコミュニケーション、生み出すことの難しさ、創る楽しさなどを実感し学習します。

男性、女性は関係ありません。きものに少しでも関心のある人ならOK、一緒に「私のきもの」を作りましょう。

開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結

受講条件きものを着てみたい、作ってみたい、興味のある人
学生が準備(持参)するもの特になし
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり(6,000円以内)
市内移動交通費 3,000円
諸経費(工房実習費など)3,000円
授業時間以外の非定期授業の有無あり(2回以内 工房見学など)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(7~8回以内)

定員内の場合の選考方法登録志望者全員合格とする。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし