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テーマ募集と選定一覧
2007年度プロジェクト科目テーマ
新京都ブランドの創造
プロジェクト名 | 新京都ブランドの創造 |
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科目担当者 | 株式会社 おたべ 酒井 宏彰 |
科目代表者 | 商学部 石川 健次郎 |
学生さんへ | 本講義は、人に喜びを与える「お菓子」を題材に「京都ブランド」を根幹とした新しい「ギフト菓子ブランド」の創造とマーケティング戦略の構築を図る事を通じて、みなさんの「考える力と行動力」を養成し、実社会で活躍できる人材の育成を目的とします。 従来の観光土産は、地域名産品が観光土産として利用され、発展を遂げてきました。これは、お土産菓子の業界においても同様で、「おたべ」や「赤福」のように地域限定ブランドが確立されています。 しかし近年、お土産菓子市場もマーケティング手法が導入され、大きな変貌を遂げてきました。一つは、北海道の「白い恋人」や東京の「東京ばな奈」に代表される「新しい地域ブランド商品」。もう一つは「赤坂トップス」や「資生堂パーラー」に代表される従来ギフトとして捉えられてきた「デパートブランド商品の観光土産化」です。さらに、空港ターミナルのリニューアルや電鉄の駅中ビジネスの発達等による流通業界側(売場)の変革がお土産菓子のマーケティング手法導入に拍車をかけることとなりました。このような環境下で、各菓子メーカーも自社ブランドの再構築と独自のマーケティング戦略を要求されています。 スーパーやコンビニで販売されている一般のお菓子と異なり「お土産菓子」は、地域性との関係が強く全国ブランドとして育つ菓子はほとんど見られません。しかし、「京都」という地域の特殊性は、京都発信商品が「京都ブランド」という信用によって、全国レベルでの「ブランド競争力」を有する事にあると考えられます。 そこで、本講義では全国的に秀でた「京都ブランド」を活用した、全国レベルの新しい菓子ブランドを創造し、さらに市場導入までのビジネスモデルの構築をプロジェクトとして取り上げます。 京都発「わが国を代表するお菓子」の創造です。 (講義の進め方) 現状のお土産菓子市場の把握、各社事例を学びながら、実際の製造・販売現場も見学します。グループごとに京都ブランドの優位性を考え、新しいブランドの新商品の創造とマーケティング戦略を構築します。 みなさんの創造性と考える能力をフルに発揮していただき、担当者が「商品化可能」と判断した場合には各グループが創り出した「お菓子」が実際に店頭にならび販売されることになります。 あなたが創り出した「お菓子」が、京都から全国に広がり、多くの人に微笑を与える事になるでしょう。 |
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開講校地 | 今出川校地 |
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開講期間 | 春学期 |
受講条件 | 新しいものを創り出すことに興味があること。お菓子、京都が好きな方。 |
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学生が準備(持参)するもの | 特になし |
学生の費用負担額
| あり(1,600円以内) 交通費 地下鉄今出川~京都駅 250円×往復×2回 1,000円 交通費 近鉄京都駅~十条 150円×往復×2回 600円 |
授業時間以外の非定期授業の有無 | なし |
保険(340円)加入要否 | 必要あり |
学外での授業の有無 | あり(3回以内) |
定員内の場合の選考方法 | 登録志願者全員合格とする。 |
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定員を超えた場合の選考方法 | 登録志願票で選考する。 |
秋学期の追加募集の有無
| なし |