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テーマ募集と選定一覧

2007年度プロジェクト科目テーマ

新しい学びの場としてのこども向けワークショップのデザインと実践

プロジェクト名新しい学びの場としてのこども向けワークショップのデザインと実践
科目担当者株式会社 CSKホールディングス
松本 亮子
科目代表者工学部 芳賀 博英

学生さんへ【注目される「ワークショップ」自分達で企画してみませんか】

CSKグループでは社会貢献活動として、こどものためのワークショッププロジェクト「CAMP(外部サイト)をすすめています。この科目では、学生のみなさんがCAMPをフィールドとして、小学生向けのワークショップを企画し、実践していきます。こども達と一緒に活動してみたい、こどものための楽しい学びの場をつくってみたい、そんな意欲のある方の受講を期待しています。事前の知識や経験は特に必要ありません。

今、博物館などの社会教育施設や小中学校での総合的な学習の時間を中心に、ものづくりや表現などの活動を通じた協同的な遊びの場としての「ワークショップ」が注目されています。また、人材育成、ビジネス等の企画の現場などでも盛んに用いられています。しかし、社会的にワークショップのニーズが高まる一方で、ワークショップの実践やその運営方法であるファシリテーションについて体系的に学ぶ機会があまりないのが現状です。

そこで、本講座ではワークショップに関連する様々な分野(教育、心理、コミュニケーション、デザイン、情報)からの理論と、CAMPがこれまで培ってきたこどもむけワークショップ実践からのノウハウを結びつけ、プロジェクト学習として体系的にファシリテーション技術やワークショップデザインについて学べる機会を提供します。受講生のみなさんには、こども達が創造性を発揮できるよう、空間、活動、道具など様々なデザイン要素を考慮しながら「ものづくりワークショップ」のプログラムを組み立ててほしいと思います。

この科目では、ワークショップの企画や運営についての知識やスキルを得ると同時に、プロジェクト企画力、実践力、コミュニケーション力を身につけてもらうことを目的としています。ここでの経験は、こどもの為の教育現場だけでなく、広く、企業や実社会の中で役立つスキルとなることと思います。

<授業計画>
イントロダクション
1.ワークショップとは?様々なワークショップ実践の紹介
2.ワークショップを体験する(実際にこども向けワークショップを体験する)

理論編:ワークショップの仕組み
3.人はいかにして学ぶか?〜社会的営みとしての学び
4.学びへの動機づけ
5.表現と経験の再構成のためのメディアテクノロジー
6.ファシリテーターとは?

実践編:ワークショップをデザインする
7.テーマ決め
8.空間、活動、道具のセッティング
9.こどもワークショップの実施
10.こどもワークショップの実施
11.実施後の振り返り

まとめ
12.学びを評価する(ドキュメンテーションとビデオエスノグラフィー)
13.学習環境デザイン論

開講校地京田辺校地
開講期間春学期

受講条件特になし
学生が準備(持参)するもの筆記用具
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
なし
授業時間以外の非定期授業の有無 
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(6回以内)

定員内の場合の選考方法登録志願者全員合格とする。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。ただし、10名を超えた場合は抽選とする。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし