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2007年度プロジェクト科目テーマ

「けいはんな知的特区」におけるまちづくりデザイン提案

プロジェクト名「けいはんな知的特区」におけるまちづくりデザイン提案
科目担当者株式会社 東洋設計事務所
齋藤 篤史
科目代表者工学部 千田 二郎

学生さんへ本科目では、「環境共生」「エコタウン」そして「同志社らしいデザイン」をコンセプトに、けいはんな知的特区「同志社山手」に対するまちづくりデザイン提案を行います。そして同志社の名に相応しいコミュニティーの形成を、学生参加により行うことを目的としています。

現在、まちにおける調和のとれた建築デザインや景観の重要性は広く認識されています。しかしながらデザインという形により形成される概念の一般的な定義は明確ではなく、その概念の大部分は個人の内に暗黙知として形成される主観に頼っているという原状があります。この主観は曖昧かつ非明示的で、まちづくりにおける建築デザインにおいてしばしば問題となっています。今後、より公共性があり、合理的な理論に裏打ちされた景観まちづくりが求められています。
また一方で環境保全と文明社会の両立・調和(ハーモナイゼーション)の問題も大きくクローズアップされています。これは地球温暖化などのグローバルな環境破壊やエネルギー資源の枯渇などに対する危機感に起因しており、今後、資源循環型・サステイナブル(持続可能型)のエネルギー利用の観点から、調和のとれた社会生活を実現するまちのあり方を考える必要があります。
ここで本科目では、建築デザインそしてエネルギー環境問題の二つの面から、調和のとれた持続可能なまちの創造を目指し、実社会の中で地域と連携した活動を行い、建築というハードを通じてまちづくり提案を行います。

本科目は、文部科学省の現代的ニーズ取組支援プログラム(現代GP)として採択された「けいはんな知的特区活性化デザインの提案―環境・都市再生の教育プログラムによる学生参加の街づくり―」の活動の一環として、けいはんな知的特区「同志社山手」のまちづくりに対して具体的な提案を行います。
上記提案をけいはんな知的特区における実プロジェクトに反映させるために、事業主体である独立行政法人UR都市機構、および上記現代GPアドバイザーと連携し、各分野の専門家の意見を聞きながら提案内容をまとめます。本科目においてまとめられた優れた提案内容は、UR都市機構が事業を予定している「同志社山手」地区の計画案として提案します。

開講校地京田辺校地
開講期間春学期

受講条件特になし
学生が準備(持参)するもの特になし
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり(約6,000円以内)
交通費 約6,000円
授業時間以外の非定期授業の有無なし
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(4回以内)

定員内の場合の選考方法登録志願票で選考する。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし