1. プロジェクト科目ホーム
  2. テーマ募集と選定一覧
  3. 選定結果 2007年度
  4. 「科学者のたまごと学ぼう! IN けいはんな」企画運営プロジェクト

テーマ募集と選定一覧

2007年度プロジェクト科目テーマ

「科学者のたまごと学ぼう! IN けいはんな」企画運営プロジェクト

プロジェクト名「科学者のたまごと学ぼう! IN けいはんな」企画運営プロジェクト
科目担当者田中 和人
科目代表者工学部 田中 和人

学生さんへ近年、子どもの科学技術離れ、理科離れ、ものづくり離れが指摘されています。また、科学技術は日々進歩していても、その内容が非常に高度で、専門家以外の人々にはなかなか理解してもらうことができず、専門家と一般市民の間に多くの意識ギャップを生じさせることにもなっています。その一方で、テレビやサイエンスクラブ等の子どもに対する科学実験教室や、科学技術を語りあうサイエンス・カフェなどが各地で実施され始めています。
このような流れを受け、平成17年度採択の現代GP「けいはんな知的特区活性化デザインの提案」において、「多世代交流」をキーワードに、今年度、子ども向けの「科学実験教室」を実施いたしました。小学4年生〜6年生を対象とし、物理・地学・化学・生物の4科目で実施し、どの科目も定員一杯の参加を得ることができました。しかしながら、本年度においては、学生が主体であるというよりはむしろ教員が中心となって企画したものであり、学生はあくまでも、スタッフとしての参加にとどまっていたのが現状でありました。これは、学生が主体的に企画・立案・実行を行うしくみがなかったのが原因であります。そこで、次年度においては、学生が子ども向けの「科学実験教室」を企画し、実施するところまでを視野に入れたプロジェクト科目として実施し、学生の人材育成につなげていきたいと思います。
このプロジェクト科目においては、上記のような子ども達の科学離れや科学技術理解の意識ギャップなどの現状を踏まえた上で、受講学生を主体に「科学実験教室」を企画し、実施運営し、評価を行おうというものです。
科学技術の本質を、子どもでも理解できるような簡易な言葉とわかりやすい実験で伝える技術、また、その科学実験教室を実施運営するに当たって、子どもと触れ合うセンスやマインド、コミュニケーションスキル、広報や運営などのマネジメントスキル等、多くの事柄を学ぶ機会となることと考えています。
また、大学生と地域の子ども達との交流の場が生まれ、継続的に実施していくことにより、地域活性化への一歩となればと期待しています。
子どもと触れ合うこと、イベントを企画・実施すること、いろいろな実験をすることが好きな学生、教育に興味のある学生の皆さん、文系・理系の学部を問わずお待ちしています。

開講校地京田辺校地
開講期間秋学期

受講条件2008年1月19日(土)に予定する科学実験教室に参加可能であること
学生が準備(持参)するもの特になし
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり(3,000円以内)
交通費 3,000円
授業時間以外の非定期授業の有無あり(3回以内)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(3回以内)

定員内の場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。ただし、30名を超えた場合は登録志願票で選考する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし