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テーマ募集と選定一覧
2006年度プロジェクト科目テーマ一覧
- ※
- 「テーマ」欄をクリックすると、各プロジェクトの詳細(学生へのアピール、受講条件等、先行登録に関する情報)を見ることができます。
京田辺校地開講科目
テーマ | 開講 期間 | 科目担当者 (団体名・企業名、氏名) | 科目代表者 (所属・氏名) |
---|---|---|---|
玩具産業を通じて学ぶ学生のための「実践と自立のための玩具企画開発」 | 春 | 株式会社 タカラトミー | 【工学部】 片山 傳生 |
京エコツアープログラム制作プロジェクト | 春 | 京都市環境保全活動センター (京エコロジーセンター)他 | 【工学部】 光田 重幸 |
地域(京田辺市)の中小製造業のモノづくり強化への支援 | 秋 | NPO法人 "ホンモノづくりプロデューサー開発センター" | 【工学部】 佐々木 和可緒 |
「食育と健康」(薬膳の食養生を中心として) | 春・秋 連結 | NPO法人 けいはんな薬膳研究所 | 【工学部】 渡辺 好章 |
研究と社会をつなぐ研究会のプロデュース | 春 | 特定非営利活動法人 KGC | 【工学部】 下原 勝憲 |
サイエンス・メディエーションによる社会貢献 | 集中 | 特定非営利活動法人 けいはんな文化学術協会 | 【工学部】 田中 和人 |
F1を作ろう!('2006 JSAE 学生フォーミュラーカー大会出場を目指して) | 春・秋 連結 | 中村 成男 | 【工学部】 藤井 透 |
官学連携による道路管理支援システム開発と自治体事業評価研究プロジェクト | 春 | 【工学部】 金田 重郎 | 【工学部】 金田 重郎 |
地域連携子育て支援システムe-子育てネット | 春 | 【工学部】 芳賀 博英 | 【工学部】 芳賀 博英 |
今出川校地開講科目
テーマ | 開講 期間 | 科目担当者 (団体名・企業名、氏名) | 科目代表者 (所属・氏名) |
---|---|---|---|
水環境政策〜「雨水局」から総合的に考える〜 | 春 | NPO法人 京都・雨水の会(きょうと・あまみずのかい) | 【総合政策科学研究科】 新川 達郎 |
安心・安全のまちづくり実践研究調査 | 春 | 奥山 文朗 | 【研究開発推進機構】 石黒 武彦 |
隠れた京都を探索する―上京を中心に― | 秋 | 出雲路 敬直 | 【文化情報学部】 鋤柄 俊夫 |
映像で描き出す「京町家文化」 | 春・秋 連結 | Pang Jun | 【社会学部】 森川 眞規雄 |
京都の文化的景観 その伝統と保存活用 プロジェクト | 春 | 西川 幸治 | 【文学部】 武藤 直 |
京都暮らしの音と映像 | 春・秋 連結 | NPO法人 京都の文化を映像で記録する会 | 【文化情報学部】 高橋 美都 |
生きた「京ことば」映像アーカイブ化プロジェクト | 秋 | 株式会社 空 | 【文学部】 橋本 和佳 |
感情ロボットを活用した小学生創造力育成講座設計プロジェクト | 秋 | 株式会社 ベネッセコーポレーション、 株式会社 空 | 【文学部】 余語 真夫 |
織りの世界―伝統技術の保存と伝承― | 春・秋 連結 | 龍村 光峯 | 【文学部】 山田 和人 |
知的障害のある人達が暮らすグループホームの設立 | 春・秋 連結 | 特定非営利活動法人 わくわく | 【社会学部】 小山 隆 |
私が創る京都―学生による文化イベントの企画・推進 | 春・秋 連結 | 冨士谷 あつ子 (京都生涯教育研究所) | 【社会学部】 岡本 民夫 |
生活者が町の歴史と文化を守る―祇園のママとまちづくり― | 春 | アーバンデザイン工房 | 【政策学部】 真山 達志 |
コミュニティのエンパワーメントとNGOにおけるプログラム開発〜滞日外国人支援プログラム〜 | 春・秋 連結 | 榎本 てる子 | 【社会学部】 Martha Mensendiek |
小学生のための能楽入門プログラムの開発と研究 | 春・秋 連結 | 【文学部 山田 和人 | 【文学部】 山田 和人 |
アートに立ち会う―創造の場との共生― | 秋 | 【文学部】 岡林 洋 越前 俊也 | 【文学部】 岡林 洋 越前 俊也 |
※科目担当者は応募書類記載どおり
2006年度プロジェクト科目のテーマ選定結果について
全学共通教養教育センター
趣旨と目的
すでに周知のごとく、本学は2006年度より全学共通科目として新たにプロジェクト科目を設置することを決め、この科目の内容提案と担当者を広く学内外に公募してきました。その趣旨と目的は「募集要領」に明記されているように、「従来の教室での座学中心の授業形態とは異なった実践型・参加型の学習機会を重視したプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)を基本とする」新たな科目群を開設し、「地域社会や企業の方々を講師として招き、地域社会と企業がもつ『教育力』を大学の正規の教育課程の中に導入することによって、学生に生きた智恵や技術を学ばせるとともに、『現場に学ぶ』視点を育み、実践的な問題発見・解決能力など、いわば学生の総合的な人間力を養成すること」にあります。
応募実態
12月下旬〜1月中旬という短い募集期間にもかかわらず、当初の予想をはるかに越える延べ187件の応募をいただきました。応募者の内訳は、学内専任教員4件、民間企業28件、NPO・社団、財団法人等の団体31件、学外の個人124件でした。
比較的多かったテーマとしては
などが挙げられます。
比較的多かったテーマとしては
- 京都の文化と暮らし、伝統芸術・芸能に関するもの
- 起業、マーケティング、経営などの実践的ノウハウに関するもの
- コミュニケーション、プレゼン、文章作成のスキル・アップに関するもの
- 各種の地域活性化策に関するもの
- 新たな文化やイベントプロデュースに関するもの
- 福祉政策と実践に関するもの
- 食と環境に関するもの
- 物づくり、新商品開発などに関するもの
などが挙げられます。
採否の選定
公募締め切り後、専任教員から「科目代表者」を応募し、延べ38人の代表候補者を得ることができました。その後、全学から選出された13名の委員によって提出書類に関する事前審査(1点~5点の採点)をおこない、その得点集計を基にプロジェクト科目運営委員会で集中的な審査をおこないました。事前審査で高得点を得たものを最大限尊重しながらも、審査の最終段階ではテーマ別のバランスと今出川・京田辺の希望開講校地のバランスにも配慮しました。
その結果、委員会としては26件を2006年度開講のプロジェクト科目として採択することを決定しました。採択された科目の内訳については、予定ではありますが、開講校地別では、京田辺校地が10件、今出川校地16件、開講期間別では、春学期が9件、秋学期が5件、春学期・秋学期連結が11件、集中が1件となっております。
その結果、委員会としては26件を2006年度開講のプロジェクト科目として採択することを決定しました。採択された科目の内訳については、予定ではありますが、開講校地別では、京田辺校地が10件、今出川校地16件、開講期間別では、春学期が9件、秋学期が5件、春学期・秋学期連結が11件、集中が1件となっております。
今後のスケジュール
上記の科目は、(1)当該学部での科目設置受け入れの決定、(2)5名以上の受講登録者の確保、の条件が満たされれば、正式開講となります。
学生には、2月早々から採択テーマの一覧表と科目説明会・登録者先行登録などについて掲示板、ホームページで周知する予定です。また、2月中旬には、採択された科目の担当者を集め、科目開設にあたっての説明会も開催する予定です。
学生には、2月早々から採択テーマの一覧表と科目説明会・登録者先行登録などについて掲示板、ホームページで周知する予定です。また、2月中旬には、採択された科目の担当者を集め、科目開設にあたっての説明会も開催する予定です。
総評
まず、事前の予想をはるかに超える応募があったということは、本学の新しい教育的企てが大きな反響と賛同を得た結果として認識しています。特に「社会の教育力を同志社へ」という狙いは大きな関心を呼んだと思われます。
確かに、なかには本学の正課授業科目としては、その内容と質において不適切と判断せざるを得ないものも散見されましたが、大半の応募は意欲的かつ積極的な教育提案を含んでおり、一考に価するものであったと評価できます。非常に意欲的・実践的な提案にもかかわらず不採択となったものの多くは、「少人数によるプロジェクト遂行型」科目という点が十分に焦点化されていないか、伸ばすべき学生の能力が不明確であったかのいずれかでありました。
上記のような問題点は、このプロジェクト科目の応募が恒例化することによって徐々に克服されていくと考えられます。本年度の反省を踏まえ、来年度の募集にあたっては、募集時に趣旨と目的、科目の特性などを周知する事前「説明会」を開催することも考える必要があると判断しています。
確かに、なかには本学の正課授業科目としては、その内容と質において不適切と判断せざるを得ないものも散見されましたが、大半の応募は意欲的かつ積極的な教育提案を含んでおり、一考に価するものであったと評価できます。非常に意欲的・実践的な提案にもかかわらず不採択となったものの多くは、「少人数によるプロジェクト遂行型」科目という点が十分に焦点化されていないか、伸ばすべき学生の能力が不明確であったかのいずれかでありました。
上記のような問題点は、このプロジェクト科目の応募が恒例化することによって徐々に克服されていくと考えられます。本年度の反省を踏まえ、来年度の募集にあたっては、募集時に趣旨と目的、科目の特性などを周知する事前「説明会」を開催することも考える必要があると判断しています。
プロジェクト科目運営委員会委員長
2006年1月31日
2006年1月31日