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テーマ募集と選定一覧
2006年度プロジェクト科目テーマ
小学生のための能楽入門プログラムの開発と研究
プロジェクト名 | 小学生のための能楽入門プログラムの開発と研究 |
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科目担当者 | 文学部 山田 和人 |
科目代表者 | 文学部 山田 和人 |
学生さんへ | *2006年3月10日 追加 FROM==>
<== TO 2006年3月10日 追加* 金剛流能楽師シテ方廣田幸稔氏とともに,京都ならではの、能の伝承と普及の問題について考えたい。能楽は、世界無形文化遺産にも指定される日本を代表する芸能であるが、1999年の芸能白書によれば、伝統芸能のプロの公演を見たことのある人のうち20歳以下の若年層の占める割合は2.7%であり、伝統芸能の中で鑑賞にもっとも戸惑いを感じる芸能として能・狂言があげられている。世界的な評価が必ずしも現代の若者に共感を得られない、大きな要因のひとつが伝統芸能や文化に触れる機会があまりにも少ないという事実である。伝統芸能を現代に生かすためには、小学生中学年以前に本物の芸能に触れることが大切である。 そのために、実物に触れるきっかけを作るワークショップを催したり、彼らが芸能を身近に実感できるwebサイトを立ち上げることで早い段階から芸能に触れることが必要である。語学でいうことばのシャワーを浴びるように、声と音としぐさの美しい連鎖を味わってみることが必要だろう。 だが、小学生のための能楽入門のワークショップやwebのサイトはそれほど多くはない。小学生のためのwebサイトに関しては皆無である。ましてや両者をリンクさせて小学生向けのサイトを構築することは試みられたことがない。前年度に実施した文学部プロジェクト科目での成果がほとんど唯一と言ってよい。 前年度は公立小学校の小学生を対象としたが、本プロジェクトでは、同志社小学校と連携して能に親しむためのワークショップを実施していきたい。小学生向けのプログラムをワークショップのなかで開発し、それをもとに、webのサイトを充実させていくことを目標とする。小学生のための楽しい能楽入門のプログラム開発を目指したい。Webの制作に関しては、株式会社アンサーの協力を得て、制作を中心に行なうというよりも、プロのデザイナーやシステム担当者と打合せを重ねていくことを通して、学生はサイトの制作をプロデュースしていくことを学ぶ。アンサーの木村雅弘氏による実践講座、スキルアップ講座を適宜開設していく。 自分たちでテーマを設定し、企画書を作り、計画を立てて、チームとして、プロジェクトを遂行していく。そのプロセスでみなさんは人間的に成長し、仕事のスキルを実践的に身に付けることができる。キャリアデザインカ(人生設計)、自己管理能力、問題解決力、情報収集力、表現力を手に入れることができる。 |
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開講校地 | 今出川校地 |
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開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
受講条件 | |
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学生が準備(持参)するもの | |
学生の費用負担額
| あり 主に交通費/2000円 |
授業時間以外の非定期授業の有無 | あり(6回以内(回数は変更する場合もある)) |
保険(340円)加入要否 | 必要あり |
学外での授業の有無 | あり(6回以内(回数は変更する場合もある)) |
定員内の場合の選考方法 | 登録志願票と面接で選考する。 |
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定員を超えた場合の選考方法 | 登録志願票と面接で選考する。ただし、30名を超えた場合は登録志願票で選考する。 |