1. プロジェクト科目ホーム
  2. テーマ募集と選定一覧
  3. 選定結果 2006年度
  4. 知的障害のある人達が暮らすグループホームの設立

テーマ募集と選定一覧

2006年度プロジェクト科目テーマ

知的障害のある人達が暮らすグループホームの設立

プロジェクト名知的障害のある人達が暮らすグループホームの設立
科目担当者特定非営利活動法人 わくわく
科目代表者社会学部 小山 隆

学生さんへ<グループホームって>
グループホームとは、これまでの施設や家族同居の生活から独立し、世話人による食事の提供や健康管理などの支援を受けながら、数人の仲間で地域の住宅やアパートなどで暮らす共同生活の場です。知的障害者のグループホームは、1989年に国の福祉事業として制度化されました。
2003年にはじまった「新障害者基本計画」で、職住一体で閉鎖的になりやすい入所施設を減らしていく方向性が掲げられ、知的障害者にとって地域での暮らしの場として、グループホームの必要性・重要性が増してきました。

<何から始めるの>
知的障害のある人達が暮らすグループホームを作るためには、福祉制度やグループホームについて、少しは知っておく必要がありそうですね。知的障害のある人や、その家族と対話をしたり、一緒に行動して、知的障害者についての認識を深める必要もありそうです。そして、グループホームを設立するのに必要な法律や解決しなければならない課題も知る必要がありそうです。
始めは、すでにあるグループホームを見に行って、そこで暮らしている人の話を聞くのも良いかも知れません。最後は、もの真似ではない、皆さんのオリジナルなアイデアが盛り込まれた夢のグループホームが作れたら最高ですね!

<どうやって進めていくの>
目標や課題を皆で考えて、情報を集め、整理して、良いアイデアを出し合い、一つ一つ解決して次の行動へ進んでいきましょう。スゴロクのように戻ったり止まったりしながら、アガリに向かって歩みを進めていきましょう。

<良いプランがまとまったら>
グループホームにできそうな家やアパートを探して、法律的な条件もクリアーできれば、行政に設立を申請しましょう。そして認可が下りれば、実際にグループホームが始まります。

<できあがった後はどうするの>
できあがったグループホームの運営は私達「NPO法人わくわく」が引き受けます。「NPO法人わくわく」が運営を任せられるしっかりとした法人なのか、運営法や支援体制についてもチェックしないといけません!

皆さんが5年後10年後に再び京都を訪れたとき、自分たちが設立したグループホームで、皆さんが一緒に話をした知的障害のある人たちが楽しそうに暮らしていたら、すごく嬉しい幸せな気持ちになれると思いませんか?

開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結

受講条件知的障害者のためのグループホームづくりに関心のある方
学生が準備(持参)するもの筆記用具程度
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり
既存グループホームの調査研究や、知的障害者の生活ぶりや活動ぶりの把握などで学外へ出るときの交通費(京都市内:数百円、近隣府県:千数百円)×回数
行き先、行く回数などは授業の中で受講学生と相談しながら決めることになります。
授業時間以外の非定期授業の有無あり(非定期の授業と学外の授業を合わせて8回程度10回以内)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(非定期の授業と学外の授業を合わせて8回程度10回以内)

定員内の場合の選考方法登録志願票で選考する。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票で選考する。ただし、登録志願票のみで選考しきれない場合は抽選する。