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テーマ募集と選定一覧

2006年度プロジェクト科目テーマ

官学連携による道路管理支援システム開発と自治体事業評価研究プロジェクト

プロジェクト名官学連携による道路管理支援システム開発と自治体事業評価研究プロジェクト
科目担当者工学部 金田 重郎
科目代表者工学部 金田 重郎

学生さんへ京都府山城北土木事務所(京田辺)との正式共同プロジェクトとして、実際に現場で利用される情報システムの開発を目指します。そして、その経験を通じて、

  • 情報システムの開発とはどのようなものか
  • それが社会、特に自治体業務と如何に関わるか

を学ぶProjectです。具体的には、京都府が管理する道路についての苦情などの情報をGoogle Mapsを用いたWeb-GISシステム上で表示して、異なる部局から参照可能としたり、あるいは、苦情についての統計をとることにより、予防保全を行い,府民サービス向上を実現することを狙いとしています。
参加する学生さんは2つの立場があると思っています。ひとつは、工学部系の学生です。実際にシステム設計、プログラミングを行い、Real Worldのシステム開発をボランティアベースではありますが体験し、そのなかから将来のエンジニアとしての知識を体系的に学ぶことを狙いとしています。工学部系の学生さんは事前のプログラミング能力は必要としませんが、ぜひ、これを機会に、JavaScript、Ruby on Rails、Ajaxなどのプログラミング能力を磨いてください。すくなくとも、腕を磨こうとの意志は必要と思います。但し、文系学部で特にプログラミングに興味がある学生さんを排除するつもりはありません。
一方、社会科学系の学生さんは、特に自治体業務や、IT投資効果に興味がある方を期待しています。総合政策科学研究科・新川先生(行政学)のアドバイスもいただきながら、自治体におけるITシステム導入の意義について考察する中で、自治体の業務とはどうあるべきかを考えてもらいます。逆に、工学部の学生さんがこちらの勉強をすることもあり得るでしょう。尚、担当金田は、工学研究科・教員であるとともに、総合政策科学研究科・教員でもあります。
最終的に、本科目では、異なる興味・学問分野の学生さんの交流を通じて、それぞれの学生さんが自らの知見を広めることを期待しています。なお、実際に何度も府の施設を訪問して、システム開発打ち合わせを持ちます。議事録や設計書も分担して作成してゆきます。プロジェクトメンバーとしてあまり多数の参加は難しいので、希望多数の場合にはある程度の選考を行わざるを得ません。その点はご容赦ください。システム開発にあたっては、工学部・知織工学・情報システム学研究室の院生・学部生も協力しますが、システム開発担当者は、システム設計・プログラミングにそれなりの時間を要する場合があります。

開講校地京田辺校地
開講期間春学期

受講条件 
学生が準備(持参)するもの 
学生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり
今出川までの交通費(2回程度)
新田辺までの交通費(10回程度)
(綾部へ行く場合は考慮します)
授業時間以外の非定期授業の有無あり(10回以内 但し、定期時間の一部を振り替えします。)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(6回以内)

定員内の場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。
定員を超えた場合の選考方法登録志願票と面接で選考する。または抽選する。