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2019年度プロジェクト科目テーマ
京都・伏見で酒蔵ツーリズムのしくみをつくる
プロジェクト名 | 京都・伏見で酒蔵ツーリズムのしくみをつくる |
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科目担当者 | (有)ウミオニア 江口 崇 |
科目代表者 | 社会学部 藤本 昌代 |
学生さんへ | この講座では、京都が誇る日本有数の酒処・伏見を舞台に日本酒文化を軸にした酒蔵ツーリズムのしくみ作りを行います。日本酒文化を知り、継承し、自分たちで創造することが目標です。 しくみづくりとは、コンセプトメイキング、ツアーの設計、ビジネス設計、PR、運用設計が含まれます。この講座を履修することで、実践を通して、これらを習得できます。 「酒蔵ツーリズム」の仕組みづくりで重要なのは、伏見 の地域住民、酒蔵や観光業の関係者と関係を築き、声を聞くことです。これを通してツアーの根幹である伏見の魅力を見出し、地域の関係者の課題を発見します。ツアーが地域にどのような影響をもたらすか、酒蔵や観光に携わる方々が消費者との関係を作る中で抱えている課題は何か、そして酒蔵ツーリズムを構成する伏見の魅力とは何かを、対話を繰り返すことに より見出します。 講座でのしくみ作りのプロセスは以下の通りです。まず酒造業の歴史、日本酒文化の概要、伏見の酒造や観光に携わる方々を招き、現場の視点から日本酒を支える文化と産業の現状を学びます。これらインプットを踏まえ、4人から5人のグループに分かれて実際に酒蔵ツーリズムのしくみ作りに進みます。 まず、ツアーのコンセプトメイキング。ツアーでどのような魅力をどんな方に体験して欲しいかを考えます。そのあと、訪問先や体験の演出などツアーの設計を実施。ビジネス設計、PRの設計も行います。 この時点での設計は仮説段階です。そこで、二つの点からその検証を行います。一つは、ツアーの魅力が設計通りに伝わるか、感動が得られるか。ツアーの潜在的参加者の声を聞いたり、自分でツアーのリハーサルを行ったりして検証します。二つ目は、より具体的な実現可能性。受け入れ先との具体的な段取りのシミレーションをしたり、実際にツアーのリハーサルを繰り返し、実現可能性の検証を行います。 文化を守るとは、それを享受するだけでなく継承して自分たちで創ることです。この講座が、さまざまな文化や地域、歴史と関わり、主体性を持って社会と文化を受け継ぎ創り上げるスタート地点となります。ここで学んだことが、将来の人生で、よい社会をつくるための使命を持ったとき、考え方と技術の助けとなるでしょう。 |
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開講校地 | 今出川校地 |
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開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
履修条件 | 特になし |
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学生が 準備(持参)するもの | 筆記用具、パソコンかタブレットかスマートフォン |
学生の費用負担額 ※凡その目安と お考え下さい | 不要 |
授業時間以外の 非定期授業の有無 | なし |
学外での授業の有無 | 実施する(6回以内) |
定員内の場合 の選考方法 | 登録志望者全員合格とする |
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定員を超えた場合 の選考方法 | 登録志願票で選考する |
再募集実施の有無 | 実施する ※ 再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。 |
再募集の選考方法 | 登録志願票で選考する |