以下、本文になります
テーマ募集と選定一覧
2019年度プロジェクト科目テーマ
子育て支援を通じて創造する親子のサードプレイスづくり
プロジェクト名 | 子育て支援を通じて創造する親子のサードプレイスづくり |
---|---|
科目担当者 | (社福)大阪誠昭会 ねやがわ成美の森こども園 田中 啓昭 |
科目代表者 | 文学部 中川 明才 |
学生さんへ | 少子高齢化に加え、女性の社会進出を背景に待機児童問題・保育所不足などで安心して子育てのできる環境もなくなりつつあり、まずは安心して子どもを産み育てることのできる環境作りが不可欠となっています。 国としても社会全体の意識改革・子どもと家族を大切にするという視点に立った施策の拡充といった政策を行っていますが、根本的な解決策になっていないのが現状です。 そのような中あえて子どもを産まないという夫婦が増加しており、平均理想子ども数は2015年に2.32人と過去最低を更新しています。 その理由として、「育児の心理的・肉体的負担に耐えられないから」「子どもがのびのび育つ社会環境ではないから」といった理由が挙げられています。 このような不安解消の1つとして重要となるのが地域社会との関わりであり、今後地域との交流が大切になってくると考えます。 しかし地域社会においても人口の減少が進んでおり、女性の社会進出の上昇に伴い、地域における人と人との関わりが疎かになってきています。 人と人との関わりを促進するためには、家庭や学校・職場とは別に地域の方と交流ができ、いつでも気軽にくつろぐことのできるスペースが必要です。 地域の誰もが希望をもって子どもを産み、不安な気持ちを持つことなく育児に取り組める環境を実現するために、現在の出産・育児の環境にどのような問題があるのかを実際の保育現場・地域の子育て支援施設への見学や子育て中の保護者へのインタビューなどを通して考えながら、寝屋川市の商店街で子育て世代の親、子が交流することのできる居場所の在り方や地域の保護者が家庭から出やすくなるイベントなどの企画立案をし、その企画を継続した子育て支援プログラムに昇華させていく仕組みを構築していこうと考えています。 本プロジェクトでの企画の立案・運営を通して、社会的な問題の細分化を行い、解決する方法を思索することで、問題発見能力・企画立案力を身につけることができます。 また、フィールドワークを中心とした体験学習・子どもと触れ合う子育て支援体験が主体となるため、座学では学べない貴重な経験を得ることができます。 将来皆さんもやがて子どもを持つときがくることでしょう。その時にあなたも安心して子どもを産み育てることができるそんな気持ちや環境を今のうちから親になった気持ちで、私たちと一緒に考えてみませんか? |
---|
開講校地 | 今出川校地 |
---|---|
開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
履修条件 | 特になし |
---|---|
学生が 準備(持参)するもの | 筆記用具等 |
学生の費用負担額 ※凡その目安と お考え下さい | 必要( 5,000 円 以内) ねやがわ成美の森こども園までの交通費 5,000円 |
授業時間以外の 非定期授業の有無 | なし |
学外での授業の有無 | 実施する(16回以内) |
定員内の場合 の選考方法 | 登録志望者全員合格とする |
---|---|
定員を超えた場合 の選考方法 | 登録志願票で選考する |
再募集実施の有無 | 実施しない ※ 再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。 |