このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

テーマ募集と選定一覧

2019年度プロジェクト科目テーマ

地域課題解決に資するコミュニティカフェのデザイン

プロジェクト名地域課題解決に資するコミュニティカフェのデザイン
科目担当者(特非)つながるKYOTOプロジェクト
小辻 寿規
科目代表者政策学部 佐野 淳也
学生さんへ本プロジェクトでは、地域課題の解決に資するコミュニティカフェ(まちの居場所、まちの縁側:以下CC)のデザインを行います。
地域の人々と一緒に地域住民が集まって交流する場をデザインし、1日運営イベントなどを通じて、具体的な形にします。
授業を通して、地域住民や行政職員等と交流し、地域課題の発見能力や、交渉能力、提案能力などの向上をはかりませんか?

近年、全国でCCの取り組みが広がっていますが、これは社会的孤立の解消、世代間交流の促進、子育て支援、子どもへの食事の提供、認知症家族のケア、商店街活性化などの様々な地域課題の解決に取り組むものです。
CCの基本コンセプトは、誰でも、気軽に集って交流することのできる、安価な飲食を提供しているカフェです。当NPOでは全国規模の調査を行い、その結果に基づきCCを支援する活動を行ってきましたが、その中でCCの運営は様々な困難も抱えていることがわかってきました。経済的基盤の脆弱さ、収益性の低さ、顧客確保の難しさ、担い手不足、活動の成果の見えにくさ、開催場所の見つけにくさ、広報手段の不足などがその例です。またCCは基本的に諸団体や個人が個別に運営しており、市場の中に位置付けられないので、競争原理に基づく新たな価値の創出やイノベーティブなサービスの開発が行われにくいことも問題の一つとして挙げられます。

そこで、本プロジェクトでは先行事例の検討、基礎理論の学習、CCや行政部署へのフィールドワーク、課題抽出とアイデア出しのワークショップ、1日コミュニティカフェの実施、地域住民やCC運営者、行政に対する提案の作成などを通じて、現状のCCが抱える諸問題を乗り越え、イノベーティブなCCの具体案を提案します。

春学期には現状のCCの類型を、それらが解決しようとする地域課題と関連づけて、フィールドワークと座学を交えて学びます。続けて、それらのCCが運営上抱えている課題と、それに対する行政の支援策を既存調査の結果を概観することやフィールドワークから整理します。以上をふまえた上でCCのプロトタイプを作成し1日運営イベントを行います。
秋学期は春学期の成果をふまえアイデアのブラッシュアップを行い、地域課題の解決に資する新たなCCの提案を地域住民や様々なCC運営者、行政職員に対して行います。
開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結
履修条件特になし
学生が
準備(持参)するもの
筆記用具
学生の費用負担額
※凡その目安と
 お考え下さい
必要( 3,000 円 以内) 
コミュニティカフェへの交通費 1,500 円
コミュニティカフェでの飲食費 1,500 円
授業時間以外の
非定期授業の有無
あり(3回以内)
学外での授業の有無実施する(3回以内)
定員内の場合
の選考方法
登録志望者全員合格とする
定員を超えた場合
の選考方法
登録志願票と面接で選考する
ただし、30名を超えた場合は登録志願票で選考する
再募集実施の有無実施する
※ 再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。
再募集
の選考方法
登録志願票で選考する