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2019年度プロジェクト科目テーマ
グローバルビレッジを撮る・観る・創る―ドキュメンタリー映画制作を通して見つめるムスリムと多文化共生
プロジェクト名 | グローバルビレッジを撮る・観る・創る ―ドキュメンタリー映画制作を通して見つめるムスリムと多文化共生 |
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科目担当者 | 直井 里予 |
科目代表者 | グローバル地域文化学部 王 柳蘭 |
学生さんへ | 本講義では、釜山国際映画祭などで作品を出品してきた経験のあるドキュメンタリー映画監督の講師とともに、京都におけるムスリム世界とグローバルビレッジをテーマとしたドキュメンタリー映画を作ります。そして、作品を一般向けに上映し、文化も価値観も違う他者をいかに理解し、どのような共同体を形成していけるのか、地域社会問題の解決にむけて政策提案していきます。 具体的には、①同志社大学と京都のモスクやハラールレストラン等を舞台としたドキュメンタリー映画を制作します。同志社大学を含む京都に在籍・在住するムスリム系留学生や家族を中心に、またハラールレストランの経営や観光客として来日するムスリムなど、ムスリム系外国人を主人公にセッティングし、彼らの日常生活を撮りながら、多文化化する京都を多角的に捉えます。そして、学生が、撮影対象者との個々人の交流を通して、地域社会へアプローチするためのコミュニケーション力を身につけながら、映像による参与観察の方法を、撮影実践を通して学びます。 ②映像に関する理論を学びます。講師の専門分野でもある地域研究の手法を用いて、社会の辺境から地域を眺め、既存の概念を脱構築する方法論を示しながら、既存の概念がメディアを含めた歴史的・社会的文脈の中で形成されてきたことを学んでいきます。 ③撮影した映像を編集し、映画を完成させ、一般向けに上映します。上映会には主人公にも参加してもらいます。そして、上映後のディスカッションを通して、京都におけるグローバルビレッジ形成に関して、議論します。 以上のドキュメンタリー制作実践の授業を通し、ドキュメンタリー制作の技術的な手法を身に着け、発信するだけでなく、映画制作と上映における留学生や在日外国人との出会いを通し、多文化化する京都を捉え、地域に発信しながら、グローバルビレッジを形成していきます。そして、京都へのムスリムのインバウンド産業の振興とムスリムフレンドリーな京都のあり方に向けて提言します。 映像は、複雑な人間の行為(表情や音声)や文化の変容など、地域や文化の多様な現実と相関関係を伝え、複眼的な解釈を促すことができ、地域社会に新しい視点をもたらす可能性を秘めています。将来、メディア(マスコミ)業界を目指す学生のみならず、国際関係に携わる仕事をめざす学生も歓迎します。 以上、本講義では、ドキュメンタリー映像制作をとおした多文化共生社会に求められるグローバルビレッジの形成を目指します。 |
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開講校地 | 今出川校地 |
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開講期間 | 春学期 |
履修条件 | 特になし |
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学生が 準備(持参)するもの | 特になし |
学生の費用負担額 ※凡その目安と お考え下さい | 不要 |
授業時間以外の 非定期授業の有無 | なし |
学外での授業の有無 | 実施する(6回以内) |
定員内の場合 の選考方法 | 登録志願票で選考する |
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定員を超えた場合 の選考方法 | 登録志願票で選考する |
再募集実施の有無 | 実施する ※再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。 |
再募集の選考方法 | 登録志願票で選考する |