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テーマ募集と選定一覧

2019年度プロジェクト科目テーマ

京都の景勝地をフィールドとする観光支援アプリの企画・デザイン・制作

プロジェクト名京都の景勝地をフィールドとする観光支援アプリの企画・デザイン・制作
科目担当者木田 豊
科目代表者理工学部 小板 隆浩
学生さんへ観光ブームを日本のアイデンティティを高める機会としよう
2018年はインバウンドに沸き、今、私たちは空前絶後の観光ブームの最中にあります。この騒ぎを一時のお祭りとして見送るのではなく、世界中の注目の中で、私たちの歴史・生き様の精華を示す千載一遇の機会とする事が大切です。
言うまでもなく京都は日本文化の粋がちりばめられた地です。ここへ足を踏み入れた紅毛碧眼は、当惑気味の笑みの中で、日本文化の真贋を見極めようとしています。せいぜい1週間のホスピタリティ体験において、この願いがかなえられるかどうかは、観光客にとっての利得である以上に、私たちのアイデンティティを自らに問う課題なのです。

デザインプロセス:調査-分析-創発-編集-仮説-検証のループをチームで体験する。
まず、京都の心を総合的に伝え得る「観光スポット」を選び出し、この地の空間・彫刻、衣装・工芸、味覚、芸能などの体験を手分けし研究、吟味します。各メンバは与えられた分野における「目利き(コンシェルジュ)」となり、その選りすぐり体験をレイヤ(一層)に集積します。クラス全員で適宜協議しながらこれらのレイヤを重ね合わせ、時間・予算的にも適切な遊歩ルートの中に位置付けるのです。

現行主要ルートやその情報伝達の問題点を洗い出し、相互を構造化、その解決策を「アイデア創発」で仮説へまとめ上げます。この一巡のデザインプロセスをチーム全員で体験することにより、目的に向かう協業の方法を学びとるのです。

実施デザイン・制作:企画を現実のものに移す
こうして得られた企画内容(コンテンツ)に操作体系を与え、アプリの主な動きをストーリボード(紙芝居)へと描き下します。GPSによって得られる、現在位置に対応した、ルート・情報を選択するインタフェース(操作仕組)をデザイン・制作しアプリの試作型(プロトタイプ)としてまとめ、完成します。

現場でシミュレーションし、使用者の意見に耳を傾ける
このプロトタイプの操作性、理解性について適切な被検者に使ってもらい、評価・検証を行い、改良してアプリを完成形へ導きます。

この全貌を全同志社、京都各界に報告する
得られた検証過程と、そこへ至るデザインプロセスを全同志社(また京都の関係各界)へ報告、広報します。

簡単には見通しの効かない一回り大きなミッション実践の中、開発業務の原型を自らの体験として創り上げます。
開講校地京田辺校地
開講期間春学期・秋学期連結
履修条件観光ホスピタリティについて情熱を持って取り組めること
粘りをもって物事を最後までやり遂げることができる人
ICTについて、一通りの知識と能力がある人
履修生が
準備(持参)するもの
リング綴じ型ノート、スマートフォン
履修生の費用負担額
※凡その目安と
 お考え下さい
必要( 3,000 円 以内)
自発的な調査 3,000 円
授業時間以外の
非定期授業の有無
あり(2回以内)
学外での授業の有無実施する(4回以内)
定員内の場合
の選考方法
登録志願票と面接で選考する
定員を超えた場合
の選考方法
登録志願票と面接で選考する
再募集実施の有無実施する
※再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。
再募集の選考方法登録志願票で選考する