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テーマ募集と選定一覧
2019年度プロジェクト科目テーマ
未来都市実現プロジェクト―グリーンスマートシティーを目指して
プロジェクト名 | 未来都市実現プロジェクト―グリーンスマートシティーを目指して |
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科目担当者 | (株)東洋設計事務所 齋藤 篤史 |
科目代表者 | 理工学部 千田 二郎 |
学生さんへ | 本科目では、グリーンスマートシティーすなわち森里川海の連環の中で環境持続可能性を重視するまちの実現を目指し、テクニカルな側面そして社会的インフラの面さらには地域文化の継承やコミュニティー形成の面からアプローチした活動を行い、現実のプロジェクトにおいて提案を行います。そして履修生の皆さんと地域住民、自治体が連携して一体となり、グリーンスマートシティーの形成を目指して活動を行います。 科学・技術と文明・文化のあり方、また技術・文化と経済・社会の発展の間には深い相互関係があり、現在の都市・まちの発展を支えてきました。他方、環境保全と文明社会の両立・調和についての課題が大きくクローズアップされています。これはグローバルな環境破壊やエネルギー資源の枯渇などに対する危機感に起因しており、今後資源循環型・サスティナブル(持続可能型)のエネルギー利用の観点から、調和のとれた社会生活を実現するまちのあり方を考える必要があります。 対象とするエリアは関西文化学術研究都市(けいはんな)エリア全体とします。当該エリアでは、まちびらきから30年が経過し、現在新たな都市創造プランの策定が行われており、文化・学術研究の振興、イノベーション推進、都市形成、都市運営の面から様々な取組が行われています。本科目の具体的アクションとしては、森里川海の連環の中での新しいライフスタイルの構築とけいはんなエリアの地域性を考慮したエネルギー循環モデルの提案、コミュニティーの形成と環境に優しいまちの実現に貢献するシティプランニング、自然由来のエネルギーの持つ不安定性と人間の活動パターンに起因する需要変動に対応した安定かつ効率的なエネルギーシステムの実現、ICT技術を利用した都市レベルでの交通ネットワークの実現等、が考えられます。いずれも地域住民の方そして自治体との密なやり取りが必要であり、技術・社会・都市といった多角的な観点から現実性を備えた取組が必要となります。また履修生の皆さんの希望やプロジェクトの展開に伴い、上記以外への取組も想定されます。 履修生の皆さんにとっては、実社会の中で地域と連携し、調査・分析・問題把握・提案といった一連の提案活動を自ら考え行うことにより、今後社会で求められる創造力・提案力・問題解決能力等を高める良い機会となるのではないでしょうか。 |
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開講校地 | 京田辺校地 |
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開講期間 | 春学期・秋学期連結 |
履修条件 | 特になし |
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学生が 準備(持参)するもの | 特になし |
学生の費用負担額 ※凡その目安と お考え下さい | 必要( 約7,000 円 以内) 交通費 約7,000 円 |
授業時間以外の 非定期授業の有無 | なし |
学外での授業の有無 | 実施する(8回以内) |
定員内の場合 の選考方法 | 登録志願票で選考する |
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定員を超えた場合 の選考方法 | 登録志願票で選考する |
再募集実施の有無 | 実施する ※再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。 |
再募集の選考方法 | 登録志願票で選考する |