2018年度クラスレポート

クラス全体
外部講師の方をお招きし、和婚やウエディングツーリズムの現状、マーケティングについて学びました。この学びから京都和婚の魅力を広めるにあたっての課題や解決策をクラス全体で議論しました。そして京都和婚の魅力を心に響かせることを目的としたプロデュース班と、より多くの人に知ってもらうことを目的としたPR班に分かれました。そしてこれらの活動を通して、web作成を行いました。

プロデュース班
一組の外国人に対して京都和婚をプロデュースするという目標を立て、まず初めに外国人のニーズを知るため、街頭インタビューを行いました。外国人の和婚の認知度や関心のあるコンテンツなどを調査し、この調査結果をもとにプロデュース対象者のターゲットやプロデュースの内容を決めていきました。

PR班
日本文化に興味のある外国人が日本文化について調べる際に用いる情報ツールを知るため、留学生を主なターゲットとしてアンケートを行いました。アンケート結果、外国人に対して有効な宣伝ツールとしてSNSやウェブを使用することにしました。またこれらのツールを活用しながら、京都和婚の堅苦しいイメージを払拭するためのイベント実施を企画しました。

プロデュース班
プロデュース対象者を決定するため、SNSや外国人向けの外部イベントに参加し、プロデュース候補者の募集を行いました。プロデュースをする外国人カップルの決定後は実際のプロデュースに向けて関係各所にアポイントメントを行い、プロデュース場所の下見を行いました。綿密な準備のおかげで、プロデュース当日は予定通りスムーズにプロデュースを行うことができました。体験していただいた外国人カップルはこのプランに満足されたようで大変喜んでいらっしゃいました。また、婚礼衣装や結婚式における日本との違いについてお話することができ、私たちは外国人から見た和婚の魅力を直接聞くことができました。

PR班
「お姫様」をコンセプトとした婚礼衣装ファッションショーを企画し、イベント会場場所の決定や、イベント広報用チラシの作成、モデル・イベント参加者の募集などイベントの実施に向けて準備しました。当日は外国人留学生を中心とした19名の参加者が集まりました。イベントでは構成にこだわり、ブランドイメージを確立する物語動画、和装した留学生モデルによるファッションショー、そしてゲストが着物に触れる時間の順にしました。この構成にしたことで、最初に婚礼衣装への興味を引き、着物の文様の意味を説明して、最終的に婚礼衣装について理解してもらうことができました。イベント後のアンケートでは、ほぼ100%の参加者から和婚を理解し興味を持ったという結果を得ることができました。

ホームページ
世界中の人々に京都和婚の魅力を伝えること、特に日本文化に関心を持つ人が、京都和婚について確かな情報を得ると同時に、京都和婚についても関心を持ってもらうツールを提供することを目的として、ホームページを作成いたしました。私たちはプロデュースや婚礼衣装ファッションショーから、外国人が実際に持っている和婚へのイメージや魅力について知り、これらをもとに外国人が知りたい和婚に関する情報を考え、英語で記事にしました。結果として最終的に目標である300を超えるPV数を得ることができました。