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クラスレポート

災害に強い地域循環型共生コミュニティの実現

Vol.1 2016.2.8

概要
災害時にも地域の人で助け合い生きていく、そんな共生コミュニティをつくるための初めの一歩として、スイーツの開発をしました。このスイーツは、地域の特性を取り入れることで魅力を発信し、地元の人にも愛されることを目指しました。また、地産地消を目指すことで、雇用の創出につなげ、顔の見える関係を構築する一助となるようにも考えてプロジェクトを進めました。
春学期活動に関して
活動写真
科目名でもある「災害に強い地域循環型共生コミュニティ」を実現するためには、どのようなプロセスが必要かを最初に学びました。実現のためには、地域循環型コミュニティ、共生コミュニティ、災害時の連携が必要であると同時に、ハード面での整備も大切であり、それらは地域で創っていく必要がある、ということでした。
 そういった前提となる考え方を学んだ後、少子高齢化や地域産業が衰退している京都市東山区の今熊野地区、北区の中川地区を対象にして地域の歴史や文化を学びました。両地区とも現地調査を行い、地元の人の声もきいてスイーツの開発を進めていきました。どちらの地区も、訪れる人が少なくターゲットの選定など、初めての商品開発に苦戦を強いられました。
秋学期活動に関して
活動写真
春学期に行われた成果報告会で指摘された問題点に関して、どう向き合うかを考えることから始まりました。そのために、この科目の目的や、数年後に願う地域の姿などについての確認、共有を図り、春学期に開発したスイーツの精度を高めるために活動しました。
 春は二つの地区を扱いましたが、秋学期では今熊野地区に絞り、東山七条で試食アンケート調査を実施しました。アンケート結果をもとに改善点を探り、販売価格や販売戦略への検討へとつなげていきました。春学期に行った今熊野地区の調査と、秋学期に行ったアンケートから、販売していくために何を強みとして推しだしていくかを議論しました。地域特性や開発したスイーツの特徴を考えながら、スイーツの名前を決定し、どうアピールしていくかについても決めていきました。
 最終的に、開発したスイーツの販売まで実現させることは出来ませんでしたが、その下準備が整ったところで一年を迎えてしまい、来年度の履修生に引き継ぐことになりました。
活動全体を通じて
本科目で扱う範囲は、地域住民や地域産業など広範囲に及び、その解釈を全体で図ることがなかなかうまくいきませんでした。また、過去に商品開発をしたことのある履修生もおらず、何回も立ち止まりながら少しずつその歩を進めていきました。「災害に強い地域循環型共生コミュニティ」の実現を単年で行うことも不可能であり、一歩先の状態に対して想像を頼りにして物事を進めていくことが困難だと感じることもあったと思います。そのため、しっかりと話し合うことが必要になった時もありました。それでも、各自が出来ることを考えてやっていくことが出来たと思います。

報告者: クラスレポート担当 風岡 孝輔さん (経済学部2年次生)