1. プロジェクト科目ホーム
  2. クラスレポート
  3. 2015年度
  4. プロスポーツの集客・チケット販売の実践で学ぶマーケティング

2015年度クラスレポート

プロスポーツの集客・チケット販売の実践で学ぶマーケティング

Vol.1 2016.2.17

目的
プロバスケットボールチームである京都ハンナリーズ滋賀レイクスターズバンビシャス奈良の3チームと協力し、チームの認知度を上げ、集客につなげることを目的に、マーケティングの手法に基づいた問題分析、企画、実行、改善という流れでマーケティング活動を行う。実社会現場でチームの方々と関わりながら授業を進めることで、マーケティングの知識や能力とともに社会性や実行力を身につける。
春学期
*問題分析
 学生が京都、滋賀、奈良それぞれ担当に分かれてマーケティング的視点から分析

滋賀レイクスターズの例-
SWOT分析
この分析によって明らかになったチームの問題点を解決できる企画を考え、チームの担当者に企画提案を繰り返し行い、秋学期に実際に企画を実行できるよう話し合い、各チーム準備を進めた。


*ファイナル視察
 2015年5月23日(土)・24日(日)  bjリーグファイナル観戦 in 有明コロシアム(東京)
活動写真
活動写真
活動写真
ホームゲーム(チームの所在地開催)ではなく、あらゆるチームと観客が全国から集まる有明コロシアムで行われた上位4チーム決勝戦を間近で観戦することで、他チームとの比較や雰囲気を味わうことができ、新たな発見があった。また、プロバスケットボールチームの熱狂的なファンたちが集まる会にも参加し、チームやバスケットボールの魅力について話を聞けたことで、企画を考える上で参考になった。
秋学期
活動写真
*京都ハンナリーズ
京都″はんなり強くなれ!キッズフェス″
 日付:12月6日(日)
 場所:山城総合運動公園体育館
 対象:宇治市小学校22校
 城陽市小学校10校
 参加人数:124名(40組)
活動写真
内容:ポスターを作成し、対象の小学校周辺に掲載することで、キッズフェスの告知と同時に京都ハンナリーズの宣伝を行った。
京都ハンナリーズを知らない・観戦したことがない親子を対象に交流会を行い、そこでハンナリーズの選手やチアリーダーの方々に参加していただき試合の告知をすることで、チームの認知度を上げ試合観戦に来てもらうことを目的とした企画。
→参加者40組中12組が後日試合を観戦!
*滋賀レイクスターズ
″ハーフタイムゲスト募集″
 日付:1月16日(土)・17日(日)
 場所:野洲市総合体育館
 対象:滋賀県内にある大学
(立命館大学、龍谷大学、滋賀大学、滋賀医科大学、びわこ成蹊スポーツ大学)
内容:試合のハーフタイム(15分程度)の間に、1組2.3分でパフォーマンスしてくれる方を滋賀県内の大学に大学生から募集し、滋賀レイクスターズを知らない・観戦したことがない他ジャンルで活動している方々を対象に、演出の場を提供するとともに、試合を観戦してもらう機会を作る。大学に掲示することで若者を呼び込み、出演者の友達や家族が足を運ぶ機会になるのではないかと考え、演出後のSNSの効果にも期待できる!


活動写真
*バンビシャス奈良
″クラウドファンディングによるバスのラッピング″
協賛社:曽爾高原
内容:プロジェクトを行うための資金調達をクラウドファンディング(サイバーエージェント運営のMakuake(マクアケ))という不特定多数の人にネット上で投資してもらうためのツールと使用し、奈良バンビシャスの認知度を上げるため集まった資金でバスのラッピングを行う。奈良県唯一の地ビールを製造している曽爾高原とコラボ地ビールを作り、資金提供者へのお礼としてプレゼントする。また、試合観戦しながらビールを楽しんでもらえ、奈良産業もチームも盛り上がり地域を活性化にもつながる!
活動写真
*街頭聞き取り調査
アンケート
 ≪滋賀
  実施場所:JR草津駅、草津イオンモール
  調査人数:男性27人 女性16人  合計43人
奈良
実施場所:奈良ファミリー、近鉄奈良駅
調査人数:男性29人 女性46人 非表示2人  合計77人
授業を終えて
大学の授業でも、教室で先生の話を聞いているだけの受動的で、知識をインプットする形のものが多かったのですが、プロジェクト科目では学生が主体となって企画・実行・改善を行うことで知識のアウトプットの場となり、今まで積み重ねてきた知識や想像力、マーケティング力など自分の力が試されました。この授業の場合、実際にプロスポーツチームや協賛企業に協力していただき、それぞれ3つのチーム(京都、滋賀、奈良)で企画を進める形式だったので、半端な企画や実現の見込めない提案を持っていくわけにはいかず、なぜこの案にたどり着いたのか、この企画を実行することによってどのような効果が得られるのか、など根拠とデータに基づいたマーケティングが必要とされました。実社会現場で学ぶことによって社会性と責任感が身につき、社会に出る準備や心構えとしてとてもいい経験になったと思います。企画を実行に移す上での法律や他会社との問題など、さまざまな障壁があることを知り、より現実的で幅広い視点から物事を見ることができるようになったと思うので、この授業を通して学んだマーケティング力や社会性を、今後の授業や就職活動に役立てていきたいです。

報告者: クラスレポート担当  岩崎 奈津美さん (商学部3年次生)