1. プロジェクト科目ホーム
  2. クラスレポート
  3. 2015年度
  4. ラジオで発信-若者と高齢者の音楽イベント制作

2015年度クラスレポート

ラジオで発信-若者と高齢者の音楽イベント制作

Vol.1 2016.1.26

'ラジオで繋がろう!~音楽の力で心も身体もフレッシュに♪~'
プロジェクトの目的
・高齢者福祉施設での演奏によって高齢者に音楽を楽しんでもらうことを通じて、心身の 健康の維持・向上をはかる。
→音楽の面から健康や病気について検討し、医学では得られない効果を得る。
・ラジオ出演を通じて、自分達の活動を発信する。
⇒外出困難な人=社会的に孤立しやすい
プロジェクトの概要
現在世界一の長寿国である日本。2025年には65歳以上の5人に1人が認知症を発症し、その患者数は700万人を超えると予想されている。増え続ける社会保障費の面からも今や認知症は深刻な問題であり、極めて迅速な対策が求められている。
そこで私たちは音楽による認知症の予防に焦点を当て、介護施設やデイサービスセンターを訪問しイベントを実施した。また、ラジオに出演し、私たちの介護内容を報告することでその意義を理解してもらい、高齢者と若者の積極的な交流が今後も継続されることを目的とした活動を行った。
秋学期の活動内容
活動写真

・高齢者施設での「桃太郎」を題材にした演劇
・高齢者施設での高齢者反応分析
・ラジオカフェでの定期的なラジオ自主制作
・ラジオ大阪、KBSラジオでの定期的なラジオ出演
音楽療法
音楽療法
活動日程
活動写真
春学期
4/23 ラジオ大阪「今夜はしゃべらないとナイト」出演
5/17 KBS京都「武部宏の日曜とーく」出演
5/21 ゲストスピーカー:赤坂マリアさん(ラジオパーソナリティ)
5/28 ゲストスピーカー:稲田雅美さん(同志社女子大学・
    音楽療法士)
6/21 KBSラジオ出演「武部宏の日曜とーく」
    (宇治徳洲会病院からの生中継)
6/25 松原のぞみの郷訪問(コンサート)
7/5 洛和会訪問(音楽療法士和田さんとの打合せ、
    見学・今後の見通しの確認)
7/27 ラジオ大阪「今夜はしゃべらナイト」出演
8/27 神野医院訪問
活動写真
 秋学期
 10/16 ラジオ大阪「今夜はしゃべらナイト」出演
 10/16 神の園訪問
 11/2 松原のぞみの郷訪問(コンサート)
 11/6 リエゾン萌木の村訪問(コンサート)
 11/26 松原のぞみの郷訪問(音楽劇)
 12/3 高齢者施設ぷくぷく訪問(音楽劇・コンサート)
 12/8 ラジオカフェ(放送日)
 12/10 松原のぞみの郷訪問(音楽劇)
 12/22 ラジオカフェ(放送日)
 12/24 松原のぞみの郷訪問(音楽劇)
 1/5 ラジオカフェ(放送日)
 1/7 ラジオ大阪「今夜はしゃばらナイト」出演
 1/10 KBSラジオ「武部宏の日曜とーく」出演
音楽イベントにおける分析について
一要因の分散分析(1つの施設で3回おこなった)
 →9項目5段階評価(女性多めの分析可能な8人)

○分析対象者の介護度
 介護度4度
○昨年度との相違
 去年:分析・音楽演奏
 今年:分析・クイズ(音楽少なめ)

○結果と今後の目標
 ・心理・社会・生理面での向上を目標としていたが、社会面でしか向上がみられなかった。
  そのため今後は、心理・生理面での向上を目指すことを目標とする。
 ・OBとして次年度のプロジェクト生にフィードバック、訪問を行う。
 ・あとに残るものとして記録可能なものにする。
ラジオ出演について
活動写真

○ラジオをなぜ活用したのか
 高齢社会の中で1人でも多くの人に知ってもらいたい
 高齢者のリスナーが多く反響が多い
 音楽は身近に簡単にできる
 映像がない分、耳だけで聞いた胸に響く
 耳だけで聞きあとはイメージになるため脳の活性化につながる
 施設では夜間と早朝TV禁止が多いがラジオはOKなところが
 多いため
○なぜ小さなローカルのラジオカフェ選んだ?
 自分たちのオリジナルでリスナーに聞いてほしかった。
 ラジオ大阪やKBS京都では、司会者の質問に答えるだけの形が多かったから。

○失敗したこと
 FM宇治出演交渉行っていたが、途中でだめになってしまった。
 (ローカルのラジオであり、宇治での活動を行っていなかったため。)
1年を振り返って
認知症予防のための音楽的アプローチも多少の効果は見込まれた。しかし、もっとも重要なことは高齢者と若者と交流の場を増やしていくことであり、それが、これからの高齢社会を元気にしていくことにつながるのではないだろうか。

報告者: クラスレポート担当 犬飼 理香子さん (法学部3年次生)