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2015年度クラスレポート

同大生“GLOCAL”プロジェクト ~国際協力と地域社会貢献

Vol.1 2016.2.2

1.GLOCALプロジェクトとは?
「GLOCAL」とは、LOCALとGLOBALを掛け合わせた言葉で、多文化共生社会をめざす上で重要なキーワードになっています。現在京都には多くの外国人の方々が住んでいます。しかし、彼らの中には日本での生活に馴染めず、居心地の悪さを抱いている人も少なくないのが現状です。この現状から私たちは地域(LOCAL)の中で暮らす在住外国人(GLOBAL)の方々と助け合い、共生していける社会(GLOCAL)を構築していくことの必要性があると思いました。このプロジェクトでは、私たち同志社大学生にとって最も身近な在住外国人(GLOBAL)である「留学生」に焦点を当てました。留学生との対話を通して、生活上の困り事や悩みは多くの場合、友達や地域住民に聞いたり教えてもらったり、「人」を介して解決していることが明らかになりました。そこで、国籍や文化の壁を越えた共生社会に一歩近づけるためには「人と人」をつなげるような企画ができないかと考えました。
2.企画の概要――ハンドブックで人とつながる
私たちは主として本学の留学生を対象にしたハンドブックを作成しました。ハンドブックで「人と人がつながるのか?」と疑問を持たれた方がいるかもれしないですが、私たちの作るハンドブックは、単に当事者が必要としている情報や知識の掲載のみに留まりません。留学生がさまざまな人々とつながるための「きっかけ作りの方法や話題」「交流する場所や施設」「お得に利用できるサービスや娯楽の情報」も載せており、人々との会話や交流がより進むようなコンテンツ作りに注力しました。
このハンドブックを活用してもらうことで、留学生が新たに友達をつくったり、地域住民の人と交流していく中で人とのつながりを広め、より一層充実した生活を送ってもらえることを願っています。
 <コンテンツの例>
  ・「“鍋”を一緒に食べる」で人とつながる
  ・「大学の国際交流スペース」で人とつながる
3.実施計画とスケジュール
<10月>
 ・メンバー顔合わせ、企画の構想
 ・兵庫県国際交流協会の遊川章宏さんより在住外国人の実態や課題のレクチャー
 ・中国、タイ、アメリカからの留学生に大学生活や日常生活に関するインタビュー
<11月>
 ・留学生へのアンケート、密着調査の実施
 ・企画書のコンテンツ決め
<12月>
 ・ハンドブックの配架、掲載許可交渉
 ・ハンドブック編集、校閲作業
<1月>
 ・ハンドブックの発行(500部)、お披露目会
活動写真
活動写真
4.まとめ
メンバー全員が、実際に留学生や在住外国人に関わる社会人の方との対話を通して、数多くの「リアル」を知ることができました。私たち日本人が「当たり前」だと思っていることが、外国人の方々にとっては「当たり前ではない」ということを改めてこのプロジェクトを通して実感させられました。国籍や文化の壁を越えた多文化共生社会の実現は決して容易なことではないですが、まずは身近な留学生と私たちが支え合っていくためにできることを1つずつ実践していくことが、「GLOCAL」社会の構築につながるのではないでしょうか。
活動写真
報告者:クラスレポート担当 米倉 優希さん(社会学部4年次)