- プロジェクト科目ホーム
- クラスレポート
- 2013年度
- 京都市伏見地域活性化プロジェクト〜「学び」で観光の質向上を〜
2013年度クラスレポート
京都市伏見地域活性化プロジェクト~「学び」で観光の質向上を~
Vol.3 2014.1.9
2013年12月24日、私達は京都市児童福祉施設 公設民営児童館南浜児童館にて、子供たちに地元である伏見に愛着や誇りを持ってもらうことを目的として、イベントを行いました。伏見の歴史や文化、日本酒の豆知識などのことを紙芝居形式にしたクイズや、私達が考案した「日本酒体操」を小学生42名の子供たちと一緒に取り組みました。

当日は10グループに分かれ、まず初めにクイズをしました。「お酒(日本酒)をつくっている人を何という?」(正解は杜氏)、「伏見稲荷大社にある『おもかる石』とはなんでしょう?」(正解は願いが叶う石)、「外国人が日本で行きたいところの第2位はどこでしょう?」(正解は伏見稲荷大社)といった問題に、選択肢を聞くとすぐに即答する子供もいれば、選択肢に悩む子供もいましたが、全てのグループがほぼ全問正解していました。私達が思っていたよりも、伏見に住む子供達は地元である伏見のことをよく知っているのだなと感じました。
クイズが終わると次に、「日本酒体操」を踊りました。この「日本酒体操」は、日本酒の製造工程を体操の動きで学んでいただけるので、日本酒について面識がない方でも、健康になりながら学んでいただける体操になっています。音楽と踊りについては、『音楽は心の薬‐高齢者に音楽環境を整える・ラジオを活用して』プロジェクトの科目担当者 大江宮子先生のご厚意により作曲・作詞していただきました。また、体操の動きについては京都市伏見地域介護予防推進センターにてはっぴい体操教室を担当されている、戸川接骨院院長 戸川和考様に監修いただきました。
そして私達がその曲とともに動きを教えた後、子供たちも一緒になって踊ってもらいました。児童館を訪れる前は子供たちが踊ってくれるか不安でしたが、そんな不安も消し飛ぶくらいに明るく元気に、そして楽しんで踊ってくれました。中にはさっそく替え歌を作り、独自の体操を見せてくれた子供もいましたが、元である私達の「日本酒体操」も是非覚えてもらいたいと思います。そしてこの「日本酒体操」が、この場、この日限りの短期的なものではなく、将来の世代でも続いているような、将来の伏見地域に根ざしている体操になってくれればと願います。
報告者:CNS担当 反保 直樹さん(経済学部3年次生)
報告者:CNS担当 反保 直樹さん(経済学部3年次生)
Vol.2 2013.12.13
【秋学期イベント開催のお知らせ】 「日本酒体操」 対象:小学生
子供たちに地元である伏見に愛着や誇りを持ってもらえるような活動をしていきたいという考えのもと、来る2013年12月24日には京都市伏見区南浜児童館にて、小学生を対象に伏見の歴史や文化、日本酒の豆知識などのことをクイズに答えてもらうことで知ってもらい、日本酒と体操の動きを組み合わせた「日本酒体操」を子供たちと一緒に踊るイベントを行う予定です。
子供たちに地元である伏見に愛着や誇りを持ってもらえるような活動をしていきたいという考えのもと、来る2013年12月24日には京都市伏見区南浜児童館にて、小学生を対象に伏見の歴史や文化、日本酒の豆知識などのことをクイズに答えてもらうことで知ってもらい、日本酒と体操の動きを組み合わせた「日本酒体操」を子供たちと一緒に踊るイベントを行う予定です。
【秋学期イベント①開催報告】 「街歩きミッションゲームin伏見」 対象:留学生
去る2013年12月7日、私達は留学生を対象に、京都市伏見地域の歴史や文化といったものを楽しみながら学んでもらうことを目的とし、「街歩きミッションゲームin伏見」と題してイベント行いました。
去る2013年12月7日、私達は留学生を対象に、京都市伏見地域の歴史や文化といったものを楽しみながら学んでもらうことを目的とし、「街歩きミッションゲームin伏見」と題してイベント行いました。



当日は留学生5名に参加していただき、2チームに分かれ、「まちクエスト」というwebサービスを使いながら、実際に伏見を歩くなかで歴史や文化にまつわる謎解きゲームをしました。
異文化交流の中で人数が少ない分、それだけ留学生と私達の距離も自然と縮まり、1人1人と密度の濃い対話ができました。ミッションゲームでは、決まったルートをただ進んでいくのではなく、ミッションポイント以外にも伏見の名所に立ち寄ることができたので、思わぬ発見や魅力を発見できたりもしました。留学生たちは特に、伏見の特産品である日本酒について興味を持っていたようでした。
イベント終了後に留学生たちは伏見の街に食事に行くなど、留学生にとっては伏見を学ぶと同時に、伏見が出逢いの場となりました。そして私達にとっても、京都の市街地とはまた違った視点での、伏見の活かし方の新たな可能性も探ることができました。
それは京都市の乾杯条例にも用いられる、伏見の地場産業である日本酒の活かし方や、京都市街とはまた違った観光産業としての活かし方などです。
留学生にとっても私達にとっても学びの多い有意義な1日となりました。
報告者:CNS担当 反保 直樹さん(経済学部3年次生)
異文化交流の中で人数が少ない分、それだけ留学生と私達の距離も自然と縮まり、1人1人と密度の濃い対話ができました。ミッションゲームでは、決まったルートをただ進んでいくのではなく、ミッションポイント以外にも伏見の名所に立ち寄ることができたので、思わぬ発見や魅力を発見できたりもしました。留学生たちは特に、伏見の特産品である日本酒について興味を持っていたようでした。
イベント終了後に留学生たちは伏見の街に食事に行くなど、留学生にとっては伏見を学ぶと同時に、伏見が出逢いの場となりました。そして私達にとっても、京都の市街地とはまた違った視点での、伏見の活かし方の新たな可能性も探ることができました。
それは京都市の乾杯条例にも用いられる、伏見の地場産業である日本酒の活かし方や、京都市街とはまた違った観光産業としての活かし方などです。
留学生にとっても私達にとっても学びの多い有意義な1日となりました。
報告者:CNS担当 反保 直樹さん(経済学部3年次生)
Vol.1 2013.7.12
私たちが取り組むプロジェクト科目はプロジェクト名の通り、伏見地域を活性化させようというプロジェクトです。

4月には同志社びわこリトリートセンターにおいて合宿を行いました。漫才ワークショップにて、実際に班に別れてネタを作り、各班それぞれ披露しました。それらを通じて「自分たちにとって伏見地域を活性化させるとはどういうことか?」また、「どうすれば伏見地域を活性化させることができるのか?」などのことを『仮説』と『検証』を学び、みんなで話し合い定義づけをしました。

5月と6月には、京都市産業観光局の方にお越しいただき、京都市の観光における課題や現状について学んだり、実際に伏見桃山地区に訪れ『まいまい京都』の方々とフィールドワークを行い、知られざる伏見の魅力を発見しました。また現在、『伏見の新SAKEスタイルブック』という冊子を作ろうと計画中で、日本酒と美男美女とのコラボや、日本酒を使ったスイーツ、日本酒を絡めた体操など、日本酒をテーマに新たな日本酒の楽しみ方について意見を出し合い、伏見区役所にて「平成25年度伏見区区民活動支援事業審査会」において、補助金申請のプレゼンテーションを行いました。そして審査の結果、私たちの活動が認められ、補助金を得ることができました。
今後は、7月14・15・16日の日程で、祇園祭にて伏見についての現状を把握するためのアンケートを行い、今後の活動に生かしていくつもりです。
報告者:CNS担当 反保 直樹さん(経済学部3年次生)

報告者:CNS担当 反保 直樹さん(経済学部3年次生)