- プロジェクト科目ホーム
- クラスレポート
- 2013年度
- 京都土産から学ぶ商品企画
2013年度クラスレポート
京都土産から学ぶ商品企画
Vol.1 2013.7.22
私たちは京都土産の商品開発に取り組んでいます。

京都は歴史的に菓子作りの原点と言える都市であり、いまだに数多くの菓子店が軒を並べており、「観光都市 京都」として、「おたべ」に代表されるような数々の土産菓子も送り出されてきましたが、その京都の菓子市場も、消費者の嗜好やニーズの変化に伴い,ここ近年変化しつつあります。
1つ目は、「和菓子」「洋菓子」のボーダレス化。2つ目は、「土産菓子」と「ギフト菓子」のボーダレス化。
3つ目は、京都ブランドに狙いをつけた他府県業者の市場参入です。
1つ目は、「和菓子」「洋菓子」のボーダレス化。2つ目は、「土産菓子」と「ギフト菓子」のボーダレス化。
3つ目は、京都ブランドに狙いをつけた他府県業者の市場参入です。
当プロジェクトは、このようにマーケットが大きく変化しつつある京都の菓子市場において、他社のマーケティング事例を学び、消費者ニーズの分析やコンセプトワークによる「新京菓子」の企画、さらに、企画商品の市場導入といったプランニングを行っていきます。リアルなマーケティング活動に接し、グループで商品創造を進めることにより、参加者各人に座学だけでは学ぶことのできない、観察力、分析能力、情報収集能力、コミュニケーション能力を身につけ、プレゼンテーション能力の向上を図ることを目的としています。
活動内容

4月 プロジェクト開始。実践的なマーケティングについての講義を受け、半年間の活動概要をつかみました。19人のメンバーを4班に分けました。
5月 各班調査発表:各班どういう商品を企画していくのか、市場調査やアンケートなど行い、案を固めていきました。コンセプトやターゲット、調査結果などを各班発表し合いました。
6月 株式会社おたべの工場見学:十条にあるおたべの本社に行かせてもらい、各班それぞれ提案する京都の新土産をパティシエの方々に伝えに行きました。そのうえで、実際に作ってもらい、さらに商品の完成に向けて、パッケージも含め仕上げていきました。
5月 各班調査発表:各班どういう商品を企画していくのか、市場調査やアンケートなど行い、案を固めていきました。コンセプトやターゲット、調査結果などを各班発表し合いました。
6月 株式会社おたべの工場見学:十条にあるおたべの本社に行かせてもらい、各班それぞれ提案する京都の新土産をパティシエの方々に伝えに行きました。そのうえで、実際に作ってもらい、さらに商品の完成に向けて、パッケージも含め仕上げていきました。
7月 株式会社おたべの役員会にてプレゼン:これまで自分たちが企画してきたお土産を、おたべの社員の方々に伝えるべく、再び本社へ行かせていただきました。各班なぜこのお土産を企画したのか、社員の方々が全員納得いくような発表にするために準備していきました。
今後に繋げる
私たちは、4つの班に分かれてそれぞれ市場調査を行い、その結果や考察をもとに商品開発に取り組んでいきました。その流れの中で、株式会社おたべの方々や当科目担当の大原先生に適宜アドバイスをいただきながら、次々と現れる課題を乗り越えていきました。
特に、5月以降は毎週のようにプレゼンテーションを行っては修正の繰り返しで、最初に想像していたよりもずいぶんとタフな内容だったように思います。しかし、その忙しさの中にも、自分たちの思いが商品となって現れる喜びや楽しみを感じながら活動でき、各班とも完成した商品には大満足でした。また、1つの商品を生み出すにもこれだけたくさんの手順を経て考えていかなければならないことだと強く感じさせられた機会ともなりました。
プロジェクト科目の中でも、私たちのプロジェクトは唯一、半年間で完結するものですが、”自らの考えを形にすること”そして”集団がチームになること”を学ぶことができました。この経験を貴重な機会で終わらせることなく、各々の成長に繋げていくことがこのプロジェクトの目的だと思いますので、報告会を含めてこれから外に向けて発信していく機会も大切にしていきたいと思います。
報告者:学生成果報告書担当 小西 利惠さん(商学部3年次生)
特に、5月以降は毎週のようにプレゼンテーションを行っては修正の繰り返しで、最初に想像していたよりもずいぶんとタフな内容だったように思います。しかし、その忙しさの中にも、自分たちの思いが商品となって現れる喜びや楽しみを感じながら活動でき、各班とも完成した商品には大満足でした。また、1つの商品を生み出すにもこれだけたくさんの手順を経て考えていかなければならないことだと強く感じさせられた機会ともなりました。
プロジェクト科目の中でも、私たちのプロジェクトは唯一、半年間で完結するものですが、”自らの考えを形にすること”そして”集団がチームになること”を学ぶことができました。この経験を貴重な機会で終わらせることなく、各々の成長に繋げていくことがこのプロジェクトの目的だと思いますので、報告会を含めてこれから外に向けて発信していく機会も大切にしていきたいと思います。

報告者:学生成果報告書担当 小西 利惠さん(商学部3年次生)