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2012年度クラスレポート

世界遺産をデザイン!〜花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト

報告者:学生リーダー 小川 孝輝さん(社会学部3年次生)

世界遺産をデザイン!〜花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト
世界遺産をデザイン!〜花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト
世界遺産をデザイン!〜花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト
世界遺産をデザイン!〜花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト
世界遺産をデザイン!〜花「桜」と共に生きる吉野山プロジェクト

活動報告

2月27日、プロジェクト活動の集大成の日となりました。
桜を保護する奈良県の吉野山保勝会の桜守さんのご指導の下、記念植樹をさせていただきました。植樹の場所は、奥千本への登り口、今回お世話になった観光協会副会長の経営されている民宿太鼓判近くの山です。道路からもすぐ見える位置で、多くの観光客の目にとまる場所を用意してくださいました。名札をつけてもらっているので、ぜひ見に行ってください。
その後、私たちは、吉野町役場に移動し吉野町長や観光課の皆さまとお目にかかりました。そして、その場で2012年度「世界遺産をデザイン!」クラスの活動は、吉野山の活性化に大きく貢献したとして、吉野町から感謝状をいただきました。
再び吉野山に戻り、旅館「吉野館」さんに観光協会の皆さまも集まってくださり、今年度のプロジェクトの成果を報告、皆さまからフィードバックもいただきました。「吉野館」さんでの懇親会では開発したウエルカムドリンクの「雪桜」を提供してもらい、このカクテルに使用した「やたがらす」の酒造メーカーより、カクテル用のベースドリンクを商品として作ってみたいという提案をいただきました。私たちが企画したウェルカムドリンクが、私たちの手を離れ、話がどんどん進んでいるようです。

感想

私は、吉野山の地域活性化のプロジェクトに携わりました。3つの企画を立案し、それを社会に発信しましたが、社会からどのように評価されているのかを知ることは難しいと感じていました。しかし、吉野町から感謝状をいただいたことで、社会から高い評価が得られたことを実感しました。これは、非常に光栄なことだと思います。まさに1年間の努力が報われた瞬間でした。また、吉野山の皆様のご好意により、記念植樹もさせていただきました。この桜の木が満開の桜を咲かせるのが今から楽しみです。将来、この桜の木のもとでプロジェクトメンバーや吉野山の皆様と再会し、語り合うことができれば幸いです。桜の成長と共に、吉野山の発展を願っています。