- プロジェクト科目ホーム
- テーマ募集と選定一覧
- 選定結果 2007年度
テーマ募集と選定一覧
2007年度プロジェクト科目テーマ一覧
- ※
- 「テーマ」欄のリンクをクリックすると、各プロジェクトの詳細(学生へのアピール、受講条件等、先行登録に関する情報)を見ることができます。
京田辺校地開講科目
テーマ | 開講 期間 | 科目担当者 (団体名・企業名、氏名) | 科目代表者 (所属・氏名) |
---|---|---|---|
「科学者のたまごと学ぼう! IN けいはんな」企画運営プロジェクト | 秋 | 【工学部】 田中 和人 | 【工学部】 田中 和人 |
「F1をつくろう!(2007 JSAE 学生フォーミュラーカー大会出場を目指して)」 | 春・秋 連結 | 中村 成男 | 【理工学部】 藤井 透 |
「けいはんな知的特区」におけるまちづくりデザイン提案 | 春 | 株式会社 東洋設計事務所 | 【工学部】 千田 二郎 |
”知的財産”の最前線から学ぶ -社会で役立つ知財を身につける- | 春 | NPO法人 同志社大学産官学連携支援ネットワーク | 【工学部】 廣安 知之 |
新しい学びの場としてのこども向けワークショップのデザインと実践 | 春 | 株式会社 CSKホールディングス | 【工学部】 芳賀 博英 |
けいはんな観光素材発掘プロジェクト | 春 | 株式会社 日本旅行 | 【商学部】 青木 真美 |
「けいはんな子どもサマーキャンプ」企画運営プロジェクト | 春 | 財団法人 京都キリスト教青年会(京都YMCA) | 【総合政策科学研究科】 西村 仁志 |
3Dコンテンツ制作プロジェクト〜企画から制作まで〜 | 春・秋 連結 | 株式会社 アントラッド | 【文化情報学部】 下嶋 篤 |
クロスカルチュラル・プレゼンテーション | 春・秋 連結 | 林 洋子 | 【工学部】 下原 勝憲 |
日本のモノづくりを支え元気な地域(京田辺市)中小製造業の発掘 | 秋 | NPO法人 ホンモノづくりプロデューサー開発センター | 【工学部】 佐々木 和可緒 |
玩具産業を通じて学ぶ学生のための「実践と自立のための玩具企画開発」 | 春 | 株式会社 タカラトミー | 【工学部】 片山 傳生 |
京都企業に共通する優秀なDNAを探る | 春 | 石田 勝士 | 【工学部】 和田 元 |
からだと心のための演劇+音楽ワークショップ | 集中 | 矢中 紫帆 | 【工学部】 長岡 直人 |
「食育と健康」(薬膳の食養生を中心として) | 春・秋 連結 | NPO法人 けいはんな薬膳研究所 | 【工学部】 渡辺 好章 |
次世代モバイルプレーヤーの商品企画及び商品具現化 | 春 | 大東 淳 | 【商学部】 岡本 博公 |
今出川校地開講科目
テーマ | 開講 期間 | 科目担当者 (団体名・企業名、氏名) | 科目代表者 (所属・氏名) |
---|---|---|---|
京都の文化的景観 その保全活用とまちづくりを結ぶ | 春・秋 連結 | 末川 協 | 【文学部】 武藤 直 |
「京町家文化」再考ー再生利用と伝統の継承 | 春・秋 連結 | Pang Jun | 【社会学部】 森川 眞規雄 |
誰にもやさしい喫茶店をいっしょに作ろう!〜地域の中の居場所作りを目指して〜 | 秋 | NPO法人 きょうと福祉ネットワーク「一期一会」 | 【社会学部】 空閑 浩人 野村 裕美 |
新京都ブランドの創造 | 春 | 株式会社 おたべ | 【商学部】 石川 健次郎 |
京都暮らしの音と映像 | 春・秋 連結 | NPO法人 京都の文化を映像で記録する会 | 【工学部】 小泉 孝之 |
改革!京都観光〜京都観光の課題リサーチと改善策プロポーザル〜 | 春 | 京都市 | 【工学部】 下原 勝憲 |
「クラシック・コンサート文化を創る」プロジェクト | 春 | 植村 照 | 【工学部】 佐々木 康成 |
京都紹介ブログ・ポッドキャスト制作・配信 | 春・秋 連結 | 中伏木 寛 | 【商学部】 志賀 理 |
量から質への「京都型ニュ-ツ-リズム」の開発と流通 | 春・秋 連結 | 京都産学地域経営研究会 | 【文学部】 伊達 立晶 |
子どものための「京都職場図鑑」作成プロジェクト | 春・秋 連結 | 株式会社 空 | 【文学部】 橋本 和佳 |
新しいワークスタイルとオフィス環境の関係性を考える | 秋 | コクヨ 株式会社 | 【文学部】 鈴木 直人 |
new文化創生 町家の伝統的な行事を知り日本人の心を取りもどす(先人の知恵) | 春 | 西陣くらしの美術館 国登録有形文化財 冨田屋 | 【文学部】 井上 一稔 |
新しい京都の逍遥ガイダンスを作ろう! | 春・秋 連結 | 元橋 一裕 (株)フェイム「京都CF(シーエフ)」 | 【文学部】 山田 和人 |
2007年度プロジェクト科目のテーマ選定結果について
全学共通教養教育センター
趣旨と目的
2006年度より全学共通の教養教育科目として設置したプロジェクト科目は、2年目を迎えました。本科目の趣旨と目的は「従来の教室での座学中心の授業形態とは異なった実践型・参加型の学習機会を重視したプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)を基本とする」新たな科目群を開設し、「地域社会や企業の方々を講師として招き、地域社会と企業が持つ『教育力』を大学の正規の教育課程の中に導入することによって、学生に生きた智恵や技術を学ばせるとともに、『現場に学ぶ』視点を育み、学生が具体的・実践的プロジェクトに即して問題の「所在」と「解決」を考え抜く力を陶冶すること」にあります。本年度も、この設置趣旨と目的に基づき、プロジェクト・テーマの内容提案と担当者を広く学内外に公募しました。
応募実態
本年度は、昨年度の公募スケジュールを前倒しするとともに、9月中旬には公募説明会を開催し、プロジェクト科目の趣旨、目的、応募手続きや授業実施要領を説明した上で募集いたしました。公募の結果、約1ヶ月という短い募集期間にもかかわらず、延べ62件の応募を賜りました。応募者の内訳は、民間企業13件、自治体1件、NPO・社団、財団法人等の団体16件、個人32件(学内専任教員1件を含む)でした。
応募テーマの内容ですが
と、非常に多岐のジャンルにわたっております。本年度も「京都」を冠するテーマ、地域連携に関するテーマが多く、これは昨年と同様の傾向でありました。今年度に関して、特に目立ったテーマを列挙すれば、「こども」の教育に関するテーマ、「観光」のあり方を問うテーマ、あるいは、「モバイル」や「ポッドキャスト」、「ブログ」など時代を反映したテーマ、「音楽」、「心」、「からだ」といったキーワードを持つテーマなどであります。いずれにしても、現代社会が抱える様々な問題や課題、悩みが反映されたテーマをご提案いただいており、学生の学びのニーズに合致しているものと歓迎する一方、本学学生の提案・成果への期待の大きさに応えるべく、大学としての責務を全うしていく所存であります。
応募テーマの内容ですが
- 京都の文化と暮らし、伝統芸術・芸能に関するもの
- 起業、マーケティング、ブランド、経営などの実践的ノウハウに関するもの
- コミュニケーション、プレゼン、文章作成のスキル・アップに関するもの
- 各種の地域活性化策に関するもの
- 新たな文化やイベントプロデュースに関するもの
- 福祉政策と実践に関するもの
- 教育プログラムやこどもに関するもの
- 食と環境、資源の再利用に関するもの
- 物づくり、新商品開発などに関するもの
と、非常に多岐のジャンルにわたっております。本年度も「京都」を冠するテーマ、地域連携に関するテーマが多く、これは昨年と同様の傾向でありました。今年度に関して、特に目立ったテーマを列挙すれば、「こども」の教育に関するテーマ、「観光」のあり方を問うテーマ、あるいは、「モバイル」や「ポッドキャスト」、「ブログ」など時代を反映したテーマ、「音楽」、「心」、「からだ」といったキーワードを持つテーマなどであります。いずれにしても、現代社会が抱える様々な問題や課題、悩みが反映されたテーマをご提案いただいており、学生の学びのニーズに合致しているものと歓迎する一方、本学学生の提案・成果への期待の大きさに応えるべく、大学としての責務を全うしていく所存であります。
採否の選定
公募締め切り後、専任教員から「科目代表者」を募り、応募段階から代表者が決まっていたテーマも含め、延べ32人の代表候補者を得ることができました。その後、全学から選出された14名の委員によって提出書類に関する事前審査(1点〜5点の採点)をおこない、その得点集計を基にプロジェクト科目運営委員会で集中的な審査をおこないました。事前審査で高得点を得たものを最大限尊重しながらも、審査の最終段階ではテーマ別のバランスと今出川・京田辺の希望開講校地のバランスにも配慮しました。
その結果、委員会としては以下の32件を2007年度開講のプロジェクト科目として採択することを決定しました。採択された科目の内訳は、開講校地別では、京田辺校地が17件、今出川校地15件、開講期間別では、春学期が12件、秋学期が4件、春学期・秋学期連結が14件、集中が2件となっております。
その結果、委員会としては以下の32件を2007年度開講のプロジェクト科目として採択することを決定しました。採択された科目の内訳は、開講校地別では、京田辺校地が17件、今出川校地15件、開講期間別では、春学期が12件、秋学期が4件、春学期・秋学期連結が14件、集中が2件となっております。
今後のスケジュール
上記の科目は、
学生には、12月早々から採択テーマの一覧表を掲示し、授業実施内容が固まり次第、科目説明会・登録者選考手続などについて掲示板、ホームページで周知する予定です。また、12月中旬には、採択された科目の担当者を集め、科目開設にあたっての説明会も開催する予定です。
- 当該学部での科目設置受け入れの決定、
- 5名以上の受講登録者 の確保
学生には、12月早々から採択テーマの一覧表を掲示し、授業実施内容が固まり次第、科目説明会・登録者選考手続などについて掲示板、ホームページで周知する予定です。また、12月中旬には、採択された科目の担当者を集め、科目開設にあたっての説明会も開催する予定です。
総評
2年目の公募で、本年度に関しましては大掛かりな広報活動を一切行わなかったにも関わらず、60通を越えるご応募をいただいたことについて、本学の公募制PBL型授業への高い関心と大きな賛同を得ている結果であると、自負しております。
また、今年度は、事前に公募説明会を開催し、公募の趣旨を説明させていただいたこともあり、昨年、散見された、単に学生に「知識」を「伝授」する、あるいは予め定められた実習内容を体験するといった、学生の考える余地が全くないテーマの応募は激減し、大半の応募は学生の自主的学習活動を尊重した、意欲的かつ積極的な教育プログラムの提案となっておりました。
次年度は、本年度の反省点を踏まえ、プロジェクト科目について、より充実した環境・体制をご提供できるよう、公募方法や授業運営なども含めた制度の充実、改善に努めていく所存です。
また、今年度は、事前に公募説明会を開催し、公募の趣旨を説明させていただいたこともあり、昨年、散見された、単に学生に「知識」を「伝授」する、あるいは予め定められた実習内容を体験するといった、学生の考える余地が全くないテーマの応募は激減し、大半の応募は学生の自主的学習活動を尊重した、意欲的かつ積極的な教育プログラムの提案となっておりました。
次年度は、本年度の反省点を踏まえ、プロジェクト科目について、より充実した環境・体制をご提供できるよう、公募方法や授業運営なども含めた制度の充実、改善に努めていく所存です。