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テーマ募集と選定一覧

2015年度プロジェクト科目テーマ

ラジオで発信-若者と高齢者の音楽イベント制作

プロジェクト名ラジオで発信-若者と高齢者の音楽イベント制作
科目担当者大江 宮子
科目代表者社会学部 金子 邦秀

学生さんへ現在我が国は世界一の長寿国である。しかし、どれほどの高齢者が生き生きと暮らしているであろう。2012年には認知症患者は462万人、軽度認知症患者を入れると800万人を超えると厚生労働省は発表した。そうした状況を背景に、高齢福祉施設や、医療分野でも音楽療法や療育音楽(医学的バックボーン)が注目され、効果が期待されつつある。医学的バックボーンとは、手と脳を活性化させ呼吸機能を強化させ、リズム感を養成し健康な生活につなげることである。この授業では高齢福祉施設や病院で暮らす方々に音楽環境を整え、その内容をラジオで発信し、リスナーに「寄り添うラジオ制作」を目的とする。現代社会、ラジオ離れと言われているが病院などでは、多くの入院患者がラジオを聞いておられる。
私はラジオに出演しているが、まるでラジオの傍の「私に語りかけてくれているようだった」とリスナーから嬉しいお便りをいただくことがある。ラジオを聴くことは、脳の覚醒に良いのではないかと考える。

授業方法としては、①高齢の方たちの現状を高齢福祉施設や病院で把握する。②高齢福祉施設や病院で質の高い音楽イベントを行う。③音楽イベントを企画しラジオ実践(KBSラジオ・ラジオ関西・FM797)等でオンエアーする。学生の皆さんは、この授業で、インタビュー力、企画力、ラジオ局への出演交渉などを実践してください。ラジオ放送を体験し、その思いと情熱を、秒単位の時間の中でどのように社会に向けてメッセージとして送るのか、一緒に企画していきましょう。発表の場は、現在私が出演しているKBSラジオ「武部宏の日曜トーク」など。5万人のリスナーにアピールし、自分たちで、この高齢化社会をハッピーなものへと変えていきませんか。あなたの参加、それが福祉社会への第一歩。

開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結

履修条件なし
履修生が準備(持参)するものなし
履修生の費用負担額
凡その目安とお考え下さい
あり(15,000円以内) 
老人ホーム訪問 交通費 5,000円  病院への交通費  3,000円
放送局への交通費 5,000円  取材などの交通費 2,000円 
授業時間以外の非定期授業の有無あり(5回以内)
保険(340円)加入要否必要あり
学外での授業の有無あり(20回以内)

定員内の場合の選考方法登録志望者全員合格とする。
定員を超えた場合の選考方法抽選する。
秋学期の追加募集の有無
秋学期科目で定員に空きがある場合
なし