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テーマ募集と選定一覧

2019年度プロジェクト科目テーマ

「多様性が拓くみらいを考える」プロジェクト
~公開フォーラム開催を通じて多様な個性が生きるチームづくりと対話型リーダーシップを学ぶ~

プロジェクト名「多様性が拓くみらいを考える」プロジェクト
~公開フォーラム開催を通じて多様な個性が生きるチームづくりと対話型リーダーシップを学ぶ~
科目担当者凸凹フューチャーセンター
鈴木 沙代
科目代表者政策学部 藤本 哲史
学生さんへあなたの「ふつう」とわたしの「ふつう」は違う。それをわたしたちの「ふつう」に。
多様性は価値になるのか?
どうすれば多様性を活かせるのか?
「生きづらさ」の根っこはどこにあるのか?
「支援」という言葉は、なぜ居心地が悪いのか?

高度経済成長期の成功体験をベースに、同質性を重んじてきた日本社会では、「人と違う」ことイコール「社会からはみ出す」ことでした。外国ルーツの子どもたちは肩身の狭い思いをし、障害者はひとくくりにされて単純作業や補助的な業務に従事し、性的マイノリティはそのアイデンティティをひた隠す。その結果、少数派の人々はもとより、社会の規範の中で生きる多数派に分類される人々でさえ、「ラベルのない生きづらさ」を抱えるケースも少なくありません。本プロジェクト科目に関心を抱いたあなた自身も、そのひとりなのかもしれませんね。

本プロジェクト科目は、「多様性」をキーワードに、発達障害やLGBT、依存症等、様々な理由で生きづらさを抱えるゲストの話や、フィールドワークを通して、今まで「常識」だと無自覚に信じてきた価値観を問い直すところからスタートします。そして、改めて差別や格差などの社会課題に気づき、自ら問いを立て、対話を重ねて思考を深め、春学期には学生を対象とした「ワークショップ(対話の場)」を、秋学期には自分たちの考えを「公開フォーラム」という形で社会に提案することをゴールとします。いずれも、キークエスチョンは「多様性が拓くみらい」。多様性がどのような価値を持つのか、未来を変える力になるのかをテーマに、学生自身が企画立案から広報・運営・ファシリテーションまで、参加者の気づきを促す場づくりを行います。また、プロジェクトの遂行を通して、メンバーの個性を活かしたチーム・マネジメントや、対話による関係性構築の重要性を体感。公開フォーラムについては、参加対象や規模、イベントの形式、ゲストの選択、出演交渉等も、学生自身が決定・実行していきます。

▼凸凹フューチャーセンターとは
発達障害の当事者と支援者・研究者・家族等が普段の生活の中で背負っている役割を手放し、ひとりの人として立場を超えて対等に対話する場、「One day café. kyoto」を月1回開催しています。2018年8月には、同志社大学ソーシャル・ウェルネス研究センター共催で、凸凹フューチャーセンターフォーラムを実施。80名を超える参加者が対話し、発達障害やLGBT、外国ルーツなど、個性や違い、弱さが生み出す価値や可能性に改めて気づく場となりました。


開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結
履修条件対話や実践を通じて学び、他者を重んじることのできる方
学生が
準備(持参)するもの
特になし
学生の費用負担額
※凡その目安と
 お考え下さい
不要
授業時間以外の
非定期授業の有無
あり(5回以内)
学外での授業の有無実施する(5回以内)
定員内の場合
の選考方法
登録志望者全員合格とする
定員を超えた場合
の選考方法
登録志願票と面接で選考する
再募集実施の有無実施する
※ 再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。
再募集の選考方法登録志願票で選考する