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テーマ募集と選定一覧

2019年度プロジェクト科目テーマ

留学生と創る!!「Cool Japan 和食職人文化読本」制作プロジェクト
(伝統文化継承など今日的課題の観点から)

プロジェクト名留学生と創る!!「Cool Japan 和食職人文化読本」制作プロジェクト
(伝統文化継承など今日的課題の観点から)
科目担当者(株)自在
遠藤 正彦
科目代表者日本語・日本文化教育センター 高岸 雅子
学生さんへ 留学生と「和食職人文化」を共に探求しよう!

 このプロジェクトは、Cool Japanとして注目されている和食、その中でも京料理を支える職場(料亭や錦市場など)をフィールドとして、留学生と共に日本語授業の副教材(読本)を制作し、日本語授業での試用までを最終目標としたプロジェクトです。

 読本のテーマは、単なる観光本ではなく、普段触れあう事の出来ない「日本料理」「食材」「器」など食文化を支える職人らにスポットをあて、職人の志や将来の継承問題を考えるなど経済的観点からも掘り下げながら、日本人学生と留学生それぞれの観点から和食職人文化の魅力や課題を発見することになります。

 皆さんは、取材・考察を通して、「海外からの日本文化に対する評価」「職人の食文化へのこだわり」「IT化が進む中での継承」など、今日的課題に対する認識が深まる事で、職業観を深めみなさん自身のキャリアデザインを考えていく事につながります。

 また、留学生に伝える際に、日本語教員のフィードバックを受けながらその難しさを知り、副教材としての完成度を高めていく事になります。その過程で教育に対する知見を深めると共に、伝える力、表現力の向上にも繋がります。

 制作の過程で留学生を仲間として迎えますが、交流を深めることのみを目的とした活動とは一線を画し、プロジェクトの意義を留学生に伝え、目標(副教材の制作)を共有してプロジェクト活動を推進していきます。活動を通して異なる文化的背景を持つ留学生への理解、受容を深めることにより、グローバル人材として必要なidentityの自己認識をも深めていきます。  

 春学期は、プロジェクトの目的を確立しチームビルディングを行いつつプロジェクトの推進方法を明確にします。また、ゲスト講師(文化庁職員ら)を招き文化的観点から見たCool Japan戦略についての事前研究、読本を編集するために必要な知識を習得していきます。同時に読本のコンセプトを明確にする作業を行います。課外活動は有名料亭や錦市場を中心とした職人への取材・交流、日本語授業の見学、留学生とのワークを通じて座学では得られない現場の感覚を得ることで、プロジェクトへの主体性を醸成していきます。

 秋学期には、春学期に得た知識・経験を基に多面的な視点で振り返り、日本人学生と留学生目線で捉えた副教材を制作し、日文センターにプレゼンテーションを実施して授業での試用を実現します。
※文化庁やSEADの協力を予定しています。


開講校地今出川校地
開講期間春学期・秋学期連結
履修条件特になし
学生が
準備(持参)するもの
特になし
学生の費用負担額
※凡その目安と
 お考え下さい
必要( 8,000 円 以内)
交通費 2,000 円
宿泊費 4,000 円
ミーティング飲食 2,000 円
授業時間以外の
非定期授業の有無
なし
学外での授業の有無実施する(2回以内)
定員内の場合
の選考方法
登録志望者全員合格とする
定員を超えた場合
の選考方法
登録志願票と面接で選考する
ただし、25名を超えた場合は登録志願票で選考する
再募集実施の有無実施する
※再募集とは先行登録終了後、履修定員に空きがある場合にのみ、後日改めて履修希望者を募集する制度です。「実施する」と記載されていても先行登録の時点で定員を満たした場合、再募集は実施されません。
再募集の選考方法登録志願票で選考する