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2017年度クラスレポート

未来都市実現プロジェクト―グリーンスマートシティーを目指して

Vol.1 2018.2.9

コンセプト
けいはんな学研都市は京都、大阪、奈良にまたがり、文化や産業の拠点となることを目指して開発が進められています。そのため、多くの大学や研究施設を有します。
本プロジェクトでは、けいはんなエリア全体を対象とし、交通体系、けいはんなの新体系の構築、そして社会インフラなどの側面からアプローチした活動を行い、グリーンスマートシティとして、先進的な持続可能都市の創造と新しいライフスタイルの実現を目指すためのプロジェクトの提案を行います。
未来都市実現プロジェクト-グリーンスマートシティーを目指して
未来都市実現プロジェクト-グリーンスマートシティーを目指して
3つの分野からの課題解決
けいはんなの持つ課題を、交通体系、機構、省エネに分割してアプローチ開始しました。

【1. 交通体系からのアプローチ】
精華町の住宅地は高台にあり、また公共交通機関のアクセスも悪いため各家庭が車を所有し多くの温室効果ガスを排出していると考えられます。春学期ではシェアリングを通じてこの問題に対処しようと考えていました。しかし、環境負荷の低減と京都および大阪からのアクセス性向上を考えたときにシェアリングだけでは、輸送能力といった点で基幹的な交通体系とはなりえず不十分であるという結論に至りました。そこでLRTと呼ばれる次世代の交通体系を町に対して提案することで環境負荷の低減と公共交通としての輸送力を確保しつつ、利便性を向上させることを目的としました。従いまして、二酸化炭素排出量の比較は現在の状態とLRTを導入した際の排出量で比較し検討を行いました。
またけいはんなに将来的にリニアモーターカーが通ることが言われています。そこで、次世代を担う子供たちを対象にリニアモーターカーの模型を作ってもらい、構造と背景を理解してもらいながら将来のことについて考えてもらおうという取り組みを行う予定です。この企画は、けいはんな科学フェスティバル2018(H30/2/3)において実際に行っております。

【2. 機構からのアプローチ】
けいはんな学研都市のコンセプトの一つである「文化・学術・研究の新たな展開の拠点づくり」を実現するためには住民・企業・研究機関の連携が必要不可欠です。特に住民と企業・研究機関との間での連携は、サイエンスパークとして科学的発展をするには現状では不十分です。現状を解決する1つの切り口として、春学期は「ゆるキャラ」に注目しました。けいはんなエリアの市町村ごとに「ゆるキャラ」は存在していますが、けいはんな全体で共通したものはまだ存在していません。ある意図的なテーマを持った「ゆるキャラ」の確立により住民の間でのけいはんなに対するイメージ(例えばサイエンスパークとしての一面)を共有し、参画意識を高め三者の連携を深めることが狙いです。秋学期には、実際に住民参加型のゆるキャラ作成イベントの企画立案を行いました。「1.イベント的に映える」、「2.老若男女問わず、視覚的に楽しめる」、「3.けいはんなの誇るべき研究分野も絡める」、「4.能動的にゆるキャラを提案してもらう」という4つの側面を含ませた、プロジェクションマッピング(映写機器を用いて、空間に映像を映し出す技術の総称)を採用しました。この企画は時間の都合上により、実際に実行に移すには至りませんでしたが、企画書作成を通してメンバーの「伝える力」が磨かれたと考えています。

【3. 省エネからのアプローチ】
グリーンスマートシティの実現に向けて各家庭が電力の無駄遣いをなくすこと、およびけいはんなの施設の有効利用を目的としています。その手段として、一般家庭を対象に各家庭における電力使用状況の見える化を行います。算出した一般家庭の消費電力と、けいはんなの施設利用において想定される消費電力とを比較検討することで、施設利用による消費電力抑制効果を実証でき、その結果、省エネおよび地域活性化の相乗効果が期待されます。前出のイベントにおいて上記のことを住民の皆さんに伝えると同時に、本プロジェクトの目的であるグリーンスマートシティを実現できると考えております。
メインの成果
本プロジェクトにおいては、課題ごとに3分野に分割しましたが、前出のイベントでは交通体系に焦点を当てたイベントを企画立案し、実際に行いました。 2000人規模のイベント、けいはんな科学フェスティバル2018にて、私たちはリニアモーターカーの仕組みを子供たちに知ってもらうべく、リニアモーターカーの模型作成を行いました。また、けいはんなに関するアンケートも実施し、結果をフィードバックして来年以降のプロジェクト科目でも活かせたらと思います。
未来都市実現プロジェクト―グリーンスマートシティーを目指して
報告者:クラスレポート担当  田中 優臣さん(理工学部4年次生)