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クラスレポート

学生×NGOで取り組む!地域~世界の課題に発言・提案しよう!

Vol.1 2017.2.7

本クラスではメンバー共通の認識課題である「格差を無くす」という大きな目標をかかげて春学期から活動してきました。貧困、紛争、差別など格差が生み出す問題は世界中で山積 みです。その中で私たちが注目したのが、「宗教における格差」です。 日本における「イスラム教に対する怖いイメージを無くし、偏見なく向き合うフラットな入り口を提供する」ために、教育班とメディア班に分かれて活動しました。
メディア班
春学期に行ったイスラム教に関する意識についてのヒアリング調査結果によると、イスラム教にたいする「怖いイメージ」はメディアから伝えられる報道が原因の一つであることがわかりました。度重なる報道によって、書き手側(情報発信者)が伝えた“事実”が少しずつねじ曲がって受け手側(情報受信者)に伝わってしまっているのではないかと考えました。そこで少しでもその認識の違いを解消し、書き手側(記者)、読み手側(学生等)、当事者(ムスリムの方)、専門家(教授)に集まっていただき、それぞれの立場にたってディスカッションをしていただきました。参加していただいたムスリムの方は当事者としてもっと積極的にこの問題について関わっていきたいと考えていること、メディアにもムスリムたちが出る機会が増えてほしいと思っていることなど、主催者側にとっても新しい気づきがたくさんありました。
短い準備期間の中で可能なアクションは限られたものでしたが、異なる視点での問題意識を学ぶことができた、とても有意義なディスカッションとなりました。
活動写真
活動写真
教育班
 教育班では、前掲のヒアリング調査からイスラム教に対する「怖いイメージ」が生まれるもう一つの原因に教育が関係していると考えました。こちらの班では一方的に知識だけを提供する授業ではなく、参加者にイスラム教を正しく理解し、関心を持ってもらうきっかけづくりになるイベントを企画・実行しました。
「アラブ飯を食べよう!」というテーマのもと、食文化を通してイスラム教を少しでも身近に感じてもらうことがこのイベントの目的です。

日時:1月14日(土)14:30~18:00
場所:アラシのキッチン(ハラール食を中心としたインド・ペルシャ料理のお店)
参加者:15名


 1月中旬に京都市内にあるハラール料理を提供しているレストラン、アラシのキッチンに全面的に協力していただき、ゲスト講師としてイスラム料理研究家の方をお招きしました。
参加者はハラール料理を実際に調理するグループとゲームやプレゼンテーションを通してイスラム教を学ぶグループに分かれ、それぞれの「学び」を体験しました。当日アンケートの結果から、イベントを通してイスラム教に対する興味関心を高めることが出来ました。
活動写真
活動写真
 本プロジェクトは、春学期にお招きした講師の方々のお話や個人の感心をもとに、プロジェクトでの課題を設定し、私たちなりのアプローチを考えました。意見がまとまらないこともあり、メンバー間での意思疎通がうまくいかなかった時期もありますが、最後には二つのアクションを通じて各メンバーが大きく成長できたのではないかと思います。
自分で課題を設定し、問題解決までのすべて自分たちでやり遂げました。多くの方の協力があってこそ達成できたプロジェクトであると思っています。ここに感謝の意を示すとともに、このプロジェクトでの学びをこれからの活動に活かしていきたいと思います。
またこのプロジェクトの全体を通してみて自分たちで自発的に行動することに意味があると思っています。何か疑問に思うことや、協力を要請する際にも実際に足を運んでみないとこれらの問題は解決できませんでした。本プロジェクトにご協力頂いた方々に感謝とともに、ここでの学びをこれからに活かしていきたいです。


報告者:クラスレポート担当  高砂 陽香さん (文学部3年次生)