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クラスレポート

ラジオで発信-若者と高齢者の音楽イベント制作

Vol.1 2016.8.3

目的
私たちのこのプロジェクトは、日本で深刻化している高齢化社会に向き合い、理解を高めることを目的として集まったメンバーで進められている。そこで、音楽を用いて認知症を少しでも軽減できたらと考え、高齢者施設を訪問し、音楽イベントを行っている。また、それらの私たちの活動を広く知ってもらうため、ラジオというメディアを通じて発信していこうと計画している。活動報告や高齢化社会の理解を広める目的のみならず、ラジオを聴く、訪問先ではない高齢者にも音楽を届けたいという思いで臨んでいる。
活動内容
●4月28日にKBS京都のラジオ番組『武部宏の日曜とーく』パーソナリティの武部宏さんを講義にお招きし、人に言葉で伝えることについて学んだ。そして5月8日に同番組に生出演し、このプロジェクトの活動を発信した。
活動写真
●5月12日に小規模多機能型居宅介護施設『松原のぞみの郷』にて、音楽療法士である広田佳与子さんのもと、音楽療法を用いたイベントを実施した。
活動写真
ここでは、ただ歌うだけでなく高齢者の方と手や身体を動かしたり、大きな声を出したりして、私たち学生と高齢者で良い交流をすることができた。
●6月23日に特別養護老人ホーム『バプテスト・ホーム』にて、私たちが一から企画した音楽イベントを実施した。学生が自己紹介を兼ねて自分の特技を披露するところから始まり、みんなで歌える曲を高齢者と一緒に歌った。中には途中から自発的に参加したり、曲のリクエストをしたりする方もいた。
また、この施設では七人の女性の高齢者を対象にして、私たちの音楽イベントを通じてどのような表情、態度を見ることができるか観察も行った。その結果、七人に大きく違いは出ることはなかった。全体を通して、はじめる前より笑顔が増えたこと、また声の音量やリズムがほぼ正確であったことがわかった。積極的にこちらに話しかける人は何人かいたが、高齢者同士で話す場面はみられなかった。
活動写真
振り返りと今後の予定
このプロジェクトは5名という少人数で、不便なことやうまくいかないことが何度かあったが、各々自分の役割を自覚して積極的に動くことができた。高齢者施設の現状を知りながら高齢者と学生が触れ合うことができ、貴重な体験ができた。私たちが想像してた以上の反応が得られ、非常にやりがいを感じた。
春学期ではどのようにプロジェクトを進めてイベントを行うかということについてたくさん話し合ったため、秋学期ではそれをさらに実行し、観察データを濃密なものにしていこうと考えている。また、ラジオ出演の回数を重ねて、広く発信することを重視した活動にするつもりだ。
春の成果報告会でいくつか指摘された問題点や改善点、自分たちで感じた反省点などを生かし、分析データを取り、また最終目的を話し合いながら進めていこうと考えている。

報告者 : クラスレポート担当  谷澤 伽奈さん (文学部2年次生)