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クラスレポート

LOHASタウン実現プロジェクト

Vol.1 2016.8.12

コンセプト
近年、環境破壊およびエネルギー資源の枯渇が問題視されており、資源循環型・持続可能型エネルギーを利用したまちづくりが注目されています。一方では、人々の健康、癒しに対する関心が高まっており、QOL(quality of life: ひとりひとりの人生の内容や質、社会的にみた生活の質のこと)を維持しつつ、ライフスタイルの変革を通して、健康に良いまちづくりの実現が望まれています。そのため、私たちはアカデミックかつテクニカルな提案を行い、健康と環境にやさしいまちづくりを目指します。
春学期活動
今年度の活動は初めに、モデルとなる同志社山手地区の見学を行いました。次にLOHASタウン実現に向けて「Health」「Sustainability」「Smart City」の3テーマに班分けを行い、プロジェクトを進行させてきました。以下に各テーマにおける内容を示します。

「Health」
平成26年3月に行われた精華町アンケートによると、理想とする将来のまちのイメージにおいて「医療施設が充実し、高齢者や障害者、子供が安心して暮らせるまち」と答えたひとが62.9%いることがわかりました。民間企業は医療のIT化に積極的であり、個人で血圧計のデータをスマホで管理できるアプリなどはすでに実用化されています。しかしながら、プライバシーや個人情報漏洩などの問題から、患者1人1人と医療機関を結ぶネットワークは実現していません。そのため、患者の不必要な病院間の移動や総合病院での待ち時間の長さといった問題が起きています。それらを解消するため、私達は1人1人の患者と病院を結ぶ包括的な医療ネットワークを提案します。春学期は、関西学術研究都市の中心である、けいはんなの特性を活かし、住民、行政、病院、民間企業が一体となって「まち」単位でのスムーズな医療ネットワークの構築を目指し、調査活動を行ってきました。

「Sustainability」
現在の日本は、火力発電への依存度が非常に高く、再生可能エネルギー利用の提案が多くなされています。また、本プロジェクト科目の対象地域である、けいはんなの主な特徴として、大阪や京都といった中心都市まで距離があることが挙げられます。このような地域において、エネルギー供給源と消費施設が同一圏内にある小規模エネルギーネットワークであるマイクログリッドが適していると考えられます。また、大規模発電所からの送電電力にほとんど依存しないマイクログリッド構築により、自律分散型エネルギーシステムを構築でき、バイオマス発電などの再生可能エネルギーの導入を促進できます。以上のことから、けいはんなにおいてバイオマス発電が有用であると考えられます。春学期は、けいはんなにバイオマス発電所導入を提案するための知識を得るために文献調査等による情報収集を行いました。

「Smart City」
Smart City班では、生活基盤を縮小させ、エネルギーの地産地消を図るSmart Cityの提案を目的としています。さらに、このSmart Cityに、前述したHealth、Biomass班がそれぞれ提案した理想のシステムを導入し、LOHASタウン実現プロジェクトが考える理想のまちとして、ジオラマを作成し、提案することを最終目標としています。春学期の活動では、捨てられる森林資源(Ex.割りばし)を粉末にして紙粘土として再利用するジオラマ作りを経験し、次世代のまちづくりとはどういうことかを実際に手を動かして学ぶことができました。
活動写真
活動写真
活動写真
今後の活動
春学期は私たちの提案を実現および導入するための情報収集を主に行いました。様々な方法で調査していく中で、それらの提案を実現する上での問題点が浮上しました。秋学期は、さらに継続して情報を集めるとともにそれらの問題点を解消し、実現を目指し具体的な行動を起こしていきたいと考えています。

報告者 : クラスレポート担当  岩本 誠也さん (理工学部4年次生)