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2013年度クラスレポート

伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康

Vol.1 2013.7.18

このプロジェクトの目的は、伝統医学(いわゆる東洋医学)の考え方や理論を体験や実践を通して学び、自分自身や周りの人たちの心身のケアに利用すること、また菜園活動を通して食の重要性についての理解を深めること、そしてそれらを地域社会に発信し国民の健康づくりに貢献することです。
春学期は主にその基礎を学ぶことが中心となり、秋学期にそれを生かしたプロジェクト活動の企画・実行が行われることとなります。
現在日本社会が直面している医療費の高騰という大きな問題に対し、予防医学として優れている伝統医学を用いて何ができるかということを私たちは考えています。

<これからの活動>
夏は引き続き菜園実習を行うほか、鍼灸を実際に体験するために明治国際医療大学に赴いたり、比叡山生源寺にて座禅指導と法話を受けたりする予定です。また、薬膳の試食会も定期的に行います。
夏以降は秋の菜園実習・二度目の太極拳の指導を受けながら、本プロジェクトのまとめの活動として、今まで得てきた知識や経験を活かした活動をしていきます。

伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康1
伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康2
*伝統医学の基礎
伝統医学(東洋医学)には、有機的な統一体として人体を捉えること、人間の体と自然界の関係(季節変化に合わせた生活など)を重視すること、未病という西洋医学にはない病気と健康の中間の概念が存在すること、予防を重視する医学であること、などの特徴があります。東洋医学の根本には陰陽五行論の思想があります。東洋医学において健康とは人体をめぐる陰の気と陽の気のバランスがちょうど良く保たれている状態を言います。五行は自然界の状態、人体の部位同士の関係とはたらき、精神状態、食における味や食材の特性、病の源の分類などの理解に用いられています。
*ツボ療法・鍼灸
ツボ療法・鍼灸はツボを刺激することにより身体をめぐる気の流れをスムーズにして健康を促進する医療です。授業では経絡という気のルートや代表的なツボ、実際にどのように刺激するか、どのような効果が得られるのかなどを学びました。
*薬膳
薬膳は医食同源の考えを持つ食養生の方法で、自分の身体に合った旬の食材をバランスよく食べ、食材の気を取り入れて自然治癒力を高め健康を促進するものです。日本人の身体は数万年間の歴史の中で穀物菜食に適した身体となっているため、当然そうした食事を摂ることが重要となります。さらに自分の体質の傾向と、季節ごとの気候の変化とそれに伴う人間の身体の変化を知り、それらに適した食材を摂ることになります。授業ではこうした薬膳の概論を学び、実際に薬膳料理を試食するという活動も行っています。
*菜園実習
京都府立大学農学部の農場の一部をお借りして、府立大学の本杉教授のご指導の下自家菜園活動をしています。プロジェクトメンバーが各自のスペースに思い思いの野菜を植え付け、7月現在収穫期のピークとなっています。植えられた野菜はトマト・ピーマン・ナス・きゅうり・かぼちゃ・サツマイモなど。限られた時間と人手のなかでの活動でしたが、府立大学の方々の手助けもあり無事に収穫に至ることができました。

伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康3 伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康3 伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康4
*太極拳
太極拳は、呼吸によって体内の気の流れをスムーズにすることを目的としています。授業はまだ一度だけですが、太極拳の二つの動きを学び、その呼吸法や体の動かし方を練習しました。

伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康6 伝統医学(ツボ療法・鍼灸・薬膳・太極拳)と健康7

報告者:CNS担当 江藤 菜生さん(文学部2年次生)